※オメガバ、bl表現アリ、キャラ変チュウイ、シンイチローイキテルセカイセン…後々チャットノベルにもする予定…。
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“オメガバース”
それは男でも妊娠ができる。
オメガバースにはオメガ(Ω)、アルファ(α)、ベータ(β)が存在する。Ωは妊娠ができ、αはΩを妊娠させることができる。そしてβは特にこれといったことはない。
Ωにはヒートというものがあり、フェロモンを全てのαに向けることができる。フェロモンの甘い匂いは媚薬効果といっても過言ではないくらい、αを誘う能力がある。それにより、αはΩを襲ってしまうことがある。
しかし、例外が1つ。それは番。番というのはαがΩの項を噛むこと。いわゆる契約書のようなもの。噛んだことによってΩが放つフェロモンはその噛んだαしか向けられない。
この世界はオメガバースの世界である。
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「ごちそうさま!」
優しくて温かみのある声でアイツはそう言った。あんなガキくせぇ言い方、いつもはしないくせに…と思わずつっこんでしまいそうだった。まぁ、今日の飯はエマが作ってくれたからそういうのも無理ないんだけど。エマの作る飯は毎回うめぇし。実際エマも言われて嬉しそうだし。でもそれだけであんなガキみてぇにニコニコしないと思う。原因はおそらく俺だな。
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飯を食った後、俺はアイツの部屋に行った。
部屋に入るとアイツはベッドに座って俺を待っていた。思わず目が合ってしまい、俺は逸らす。やっぱりコイツといると調子が狂う。
「どした?早く来いよ」
とアイツは両手を広げて俺を待ち構える。ぶっちゃけ今すぐそっちに行きたい。でも恥ずかし
くて行きたくても行けないし、そういう柄でもないから行きづらい。でもやっぱりコイツが好きだから、恥ずかしいとかそんな感情捨ててアイツの目の前に行った。
アイツは俺を見て微笑むと座ったまま目の前にいる俺を抱きしめた。
「久しぶりだな、こんな風にお前を抱きしめるの。」
と甘い声で言われた。
「…一応シンイチロー達に黙って付き合ってんだから、そんな簡単にできねぇよ、」
と俺はそっけない態度を取ってしまった。でもそんなそっけない俺を無視してアイツは俺にキスをした。
「…なぁ、万次郎」
居心地のいい声で言いながらアイツは優しく俺をベッドに押し倒した。
「今日…ゴム無しでシねぇ?」
「イザナ…」
俺がΩなのコイツ知ってるよな?
ってことは仮にコイツとゴム無しでシて妊娠したら……、
コイツは喜んでくれるのか…?
「……コク…」
何も言わずにただ頷くだけの俺を、
コイツは…、
コメント
4件
好きです…フォロー失礼します‼︎
おお… そう来たかw 最初イザナが思ってることなんかと思ったw いやぁほんとすごいわ… 続きは来年なんやねw楽しみにしとくw
次の投稿 来年👋