テラーノベル
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#不倫
#離婚
「スマホ……結果的によかった」
「はい。助かりました」
私は、自分のスマホとサブスマホを抱きしめる。
「……会社にも、伝えなきゃいけないことがある」
「会社?旦那の?」
「はい」
「信頼できる人はいるのか?」
「……二階堂さんなら」
結婚式の時に二階堂さんの連絡先はもらっている。
「結城さん、マンションまでいいですか?」
「家に戻るのか?」
「いえ、必要なものを持ち出したいので」
まとめた荷物、パソコン、二階堂さんの連絡先……
私は自分のスマホから、結城さんの事務所まで通いやすいビジホを1週間予約した。
「仕事……以前のようにやりたいです。勝手なことばかり、スミマセン」
結城さんは何も答えなかった。ただ、私のマンション前で車を停めてから
「まずは身の安全を確保して。仕事はそのあと。いくらでも出来る」
と言った。そして小さく息を吐いてから
「ここまで関わってしまったな……とりあえず、朝昼晩の三回は安否確認。どこにいるのかメールを入れて。それ以上、俺は手も口も出さない」
と前を見た。
「はい、必ず三回連絡を入れます」
ここまでお世話になって、拒否は出来ない。
「ありがとうございました。遅くまで申し訳ありません」
「ここでいいんだな?」
「はい。荷物を持って、タクシーでここを出ます」
結城さんは、軽く手を上げて帰って行った。
私は急いで部屋へ戻ると、まずパソコンの電源を入れる。そして家族SNSのログにアクセスすると、私がグループから抜けられるように修正した。
「よし」
―― 出来てる
スマホで確認出来たのでオッケー。これが今まで出来なかった。ログ解析した時点で抜けると、私がログに到達していることがお義母さんにバレてしまう。今バレたって、構わない。カメラを不能にすることも出来るけど、もう私が住まないならいいな。カメラはそのままにして、私はパソコンも荷物に入れる。そしてタクシーを呼んでから、最後にリビングの引き出しを開ける。
「これ」
二階堂さんの名刺をサコッシュの内ポケットに入れると、私は玄関のドアを閉めた。
コメント
3件
結城さんの距離感がいい。でも逆に気になる距離感だなぁ。バツイチだからね…。 二階堂さん!どうかご協力の程、よろしくお願い致します🙏
義母の出方が恐いけど😱今のあずあずなら大丈夫!!反撃だよーーー👊

よし❗️ 反撃開始よ‼️ やられっぱなし…の訳ないよね😜