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私の尊敬様に小説を投げつけまーす!
そういう企画(?)やってたからですからね?
ちなみに今回から名前振ってません。
理由?めんどくさかったからです(((
小説とかもこんな感じだし読めるでしょう(?)
ATTENTION⚠︎
・渚カル
・泣きます
・なんかカルマくん乙女(?)
・初々しい様子をご覧ください
全部、渚君が悪いんだ。
俺の初恋を奪っておいて、何気ない顔をしている渚君が。
時は、一年生で渚君を初めて見たときまで遡る。
俺は、その女子みたいに長い水色の髪と、綺麗な青色の瞳に吸い込まれそうになった。
今思えば一目惚れだったのかな。
そこからは早かった。
すぐに席替えで渚君と隣になって、、毎日話すようになって、、。
気づけば恋心に変わっていた。
流石に男に恋などするはずがないと、一時的な気の迷いだと一度は思ったけど、その後もずっと、ずっと好きなままだった。
渚君がE組に落とされたときはヒヤヒヤしたけど、時期に俺もそこに行くことになったんだから結果オーライかな。
でも、一緒にいられるのは嬉しいけど、ずっと俺だけ恋焦がれてるのは辛いよ、?
ねぇ渚君、君はいつになったら振り向いてくれるの、?
最近、カルマ君の様子がおかしい。
やたらと僕を見つめてきたり、突然逃げ出したりする。
でも、僕の知らないカルマ君がいるみたいでやだな、と少しモヤモヤしたのはきっと気のせいだから。
「カルマくーん!」
「なぁに、渚く君。」
ほら、そんな笑顔で近づいて来ないでよ、。
叶わない恋だって分かってるのに諦めきれないじゃん、、。
「見てよ!この雑誌!ソニックニンジャの特集が載ってるの!」
「ふぅん、なんかデカい発表とかあったっけ?」
「無かったと思う…、でも時期的にはそろそろあってもいい頃だよね、?」
「そうだね。」
「まぁ、もうすぐテストだし。今はない方がいいでしょ。」
「そうだねー。」
悔しい。
隣に居るのに手を伸ばせない自分が。
「ふぅ、走って来たから疲れちゃった。」
「そんなに慌てて来なくても良かったのに。」
嘘。
本当は凄く嬉しいよ。
「ううん、僕がカルマ君に見せたかったの!」
「だって、友達じゃん!」
“友達”
その言葉が凄く胸に引っかかって、
苦しくて。
あれ、視界が滲んできたな、、、。
「って、カルマ君!?」
渚君の焦ってる声が聞こえる。
ずっとこのままの関係なのかな、って思うと涙が出てきた。
あ、そっか。今俺泣いてるのか。
「ぐすっ、なんでもない…。」
「いやいや、泣いてるじゃん…!」
「なんでもないって言ってるじゃん、!!!」
「っ…、。」
あ、やっちゃった。
このまま俺たち離れ離れかな。
でも、いいんだ。これで。
ようやく諦められる。
「…ねぇ、カルマ君。」
「泣いてる理由、話してくれない?」
「嫌だっ…、。」
どこまでお人好しなの渚君。
そんなんじゃ長く生きられないよ。
「…、話せって言ってんじゃん。」
渚君の声とは到底思えない低い音が聞こえた。
…怒らせちゃったかな。
「はっ、ごめん!カルマくん!」
正気を取り戻したみたいで、渚くんは慌ててた。
「でも、僕だって友達が泣いてるときに放っておけるほど薄情じゃないんだ。」
「ねぇカルマ君、話してくれない?」
いい加減少し鬱陶しくなってきた。
そう言う所が渚くんの悪い所。弱点だよ。
でも、もうこの際、全てを吐き出してしまおう。
何故かそう思った。
「っ、全部渚君が悪いの!!!」
(びくっ、
驚いている姿も可愛いな、と無意識に反応してしまう。
「ぐすっ、いっつも、ノコノコ近づいてきてさぁ…!!」
「俺がどんな想いで渚君と接してるか知らないでしょ!?」
「いっつも『渚君は今日も可愛いな、』とか、『渚君と付き合えたらなぁ、』とか思ってる俺の気持ちを!!」
「……。」
「はぁっはぁっ、」
流石にここまで逆ギレして、しかも男同士なのに告白までしたら引かれるだろうと思った。
さっきからずっと涙は収まらない。
「カルマ君。」
真剣な声で話掛ける君の顔すらまともに見る事ができない。
「何…?」
とりあえず、振り返ってみる。
次の瞬間…
(ちゅっ、
突然渚くんにキスされた。
頭の中が真っ白になった。
遅れて理解すると一気に体中が熱を持った。
声も出さずにいると渚くんは“ある提案”をした。
「カルマ君、付き合わない?」
「はへ…?」
思わずマヌケな声を出してしまった。
だって、何度も夢見て何度も諦めた展開だったから。
「カルマ君をそこまで惚れさせた責任、取らせてよ。」
「っ…!///」
「お、お願いします…//」
「こちらこそ、!」(にこっ
「でっ、でも!」
「?」
「これからちゃんと好きにさせる…から…。///」
どんどん小さくなってゆく自分の声。
今、俺の顔はどれほど赤いのだろうか。
…でも、この顔の熱さも全部全部。
君が悪いから。
初読切でした〜!
達成感( ᐛ )ふぅー.ᐟ.ᐟ.ᐟ.ᐟ
まぁ、いつも短期連載してる人なので短いのは許して…。