テラーノベル
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Q例えば今夜眠って目覚めた時に起きる理由が一つも見つからない朝が来たら私は、どうする?
A___る
煩く鳴いた朝から鳴いた
学校に行くのが憂鬱だった
成績は優秀だけど無理だな。
でも、行かないとお母さんをがっかりさせてしまう
だから、早く支度をして家を出た
登校中はなんともない
ただ、避けられるだけ
教室に入ると笑い声が聞こえる
嘲笑いだ
そしてリーダー格の女子は睨んできた
私は、いじめられている
(回想)
「頭いいよなー、アイツ」
「それなー、、」
「なんというか、羨ましいよね、」
「分かるわー、学年一位なんて」
そういう声が聞こえる
あぁ、ちゃんと努力してるのにな
そしてその翌日
「好きです!僕と一緒に人生を歩んでください!お願いします!」
女子人気の高い男子に告白された
「えーと、無理、です、異性不純は嫌いなので、」
そこからが始まりだった最初のほうはまだよかった当番を押し付けられたりしただけだから
だけど、だんだんエスカレートしていった
上履きに針金を百本いれていたり
盗撮された恥ずかしい写真を公開されたり
どこで知ったのか分からないけど詐欺メールを私のあばあちゃんに送ったり
おばあちゃんは信じそうになってたし大変だった
そのせいで勉強するじかんがとれず、首席は終わった
(回想終了)
今日はなんなんだろ
「最近なんの反応もなくて無感情でムカつくんだよ!」
「同じ表現のことばを二回使っています。そして駄洒落ですか?無感情でムカつくって」
別に反抗もできるでも、それしかできない
間に受けれないんだ
「は?無駄?駄洒落?脳みそ腐ってんのか?」
そっちが脳みそ腐ってんじゃないのかな?
「残念ながら私の脳みそは腐ってません」
「ほんと、ムカつくわ頭いいんだかなんだか知らんけど欄に一位とられてたじゃんざまあみろ」
「その、欄とはだれですか?」
「あ?」
先生が来る
「皆さん席に座りましょう」
みんなが席に着くもちろんわたしも
授業中はずっと文字盤を見てた
学校が終わり
一歩一歩後退り
「また明日ね、」
とポツリ
喜びより安堵が先来ちゃった
あの日からずっとそうだな、
思い出西日越し
うつる細かなひびがこんなにも恐ろしい、
こんなに恐ろしかったのは初めてかもしれない、もしかしたら今日かもしれない
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