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「この無能がッッッ」
怒鳴り声。書記長室に響く。
苛ついてた。
「何回言ったら出来んねんッッッ…」
u「僕…頑張ったつもりやねんけどなぁ…ボソッ」
眼の前の青色は呟いた。
_バタンッ
ドアが閉まる。一人の書記長室。
「またや…あかんなぁ…ッ…ボソッ」
書記長室は夕焼けの赤で染まっていた
_カキカキ
自室。ペンを握りしめる腕からちらつかせるのは
無数のリスカ跡
カッターに手を伸ばす。
_ザシュッシューシュー
薄く傷をつける
_グサッシューザシュッシューグサッ
力任せにカッターを腕に強く押し付ける。
気持ち良い。有いつのかいかんだった。
ut先生を傷付けたのに自分がこんなことして_何しよんやろぉなぁ…
馬鹿だ。
_ut
_バタンッ
扉を閉める
頑張ったつもりやってんけどなぁ…やっぱ無理やわ…
…
しんどいわ。何轍目や…?倒れそうになるまでしてけっかがこれ_。
だめ…みたいやわ。
こんな僕に…できへんわ。
足元がふらつく。
しんどい。