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コメント
3件
ほんとにお話すきですっ!応援してます~っ…
⚠︎全部空想の設定です
俺は、他の人とちょっと違う生活をしている。
いつも家の中にいることは許されなくて外で暇つぶししている。
家族は兄ばかりに裕福を与える。
兄は少し高いブランドのTシャツに最新のスマホ。
それに対して俺はボロボロのTシャツにスマホは兄のお下がりだからiPhone13。
学校に行けるほど裕福だが、俺は許されない。
だって兄ばかり、優しくされて俺は殴られるばっかり
1人で今日も近くの公園のブランコでゆらゆら揺れる。
そんな俺でも一つ、心が揺らぐものがある。
『 音楽 』
スマホで憧れのまだデビューもしてない、そして俺と同い年の、Omori Motoki さんの歌声を聞く。
彼が掻き鳴らすギターは俺の癒し。
兄は俺に優しくて、兄が欲しくもないのに貰ったギターを俺は貰った。
いつかomoriさんと、音楽をする。
そう心に誓いながら今日もギターを練習する。
「ねぇ、そのギター、、」
誰かに話しかけられた、恐る恐る上を向くと
omoriさんがいた。
「ぇ、??」
「あ、ごめんね、急に、」
いつも聞いてる歌声より少し低い綺麗な声で、ふさふさとした黒い髪の毛をななめに分け、横に座った。
「いえいえ、あの、omori、、」
俺の話の途中で彼は勘づいたように言う。
「ぁ、もしかして、いつもコメントしてくれる方ですか、?」
そう、俺の楽しみはomoriさんのコメント欄に感想を書いて、返信を待つことだった。
「ギター、かっこいいね笑」
omoriさんから褒められた、
「あ、ありがとうございます、」
憧れの人に褒められるなんて、ずっと頭が真っ白だった。
そんな俺にomoriさんは優しく話しかけてくれた。
「一緒にバンドしてみない?」
そう。スカウトされたのだ。
そこからずっと孤独だと思ってた俺は、少しだけ救われた気がした。