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🐉「羽京!」
🏹「?」
🐉「俺のことは知っているか?」
🏹「七海、龍水…」
🐉「ああ、そうだ!世界一の欲しがり七海龍水様だ!」
🏹「う、うん。僕はもう行くね。」
そう言葉を放ち背を向けると龍水が手首を力強く掴んできた。
🏹「へ…あっ」
🐉「欲しいのだ!」
🏹「欲しい?それなら千空やフランソワに言えばいんじゃな…」
🐉「貴様が欲しい!羽京!」
そう言い両手で顔を挟む。
🏹「へ…っ、」
🐉「俺は"欲しい"に忠実な男だ!どんなに貴様が拒もうと、絶対に俺のものにする!」
そう言い放ってどこかへ去って行ってしまった。
🏹(…? //)
混乱でぺたんと座り込んでいると一人のメンタリストがやってきた。
🃏「あらら、羽京ちゃん。大変…っ、ヒィッ、」
話している途中でゲンがそそくさとどこかへ行ってしまった…いや、逃げてしまった。
🏹「ゲ、ゲン!」
🃏(ごめんねえ、羽京ちゃん。でもズイマーだったのよ…木の影に龍水ちゃんいたし、)
🏹「はあ、どうしたものか。」
服についた土を振り払い、立ち上がった。
その日の夜
🧪「羽京、もう大丈夫だ。帰っていーぞー。」
🏹「ありがとう、千空もちゃんと寝てね。」
🏹(はあ、…そういえば龍水あれからどこへ…)
ドアを開けようとし、ドアの前に立ち止まった。
🏹(人がいる、僕の部屋の中に…)
ギィッ…ゆっくりドアを開け足を踏み入れた。
🏹「誰だ!そこにいるの…はっ、」
そこに立つ人を見て目を丸くした。
続く→