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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで
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まいたけside


キーンコーンカーンコーン…

❤️「せーふ!」

「あうと」

❤️「せーふだろ!」

「あうとだよ!大人しく遅刻カード書いてきなさい」

❤️「セーフだろどう考えても!!先生!!」

「…わかった書かなくていいから席につけ」

❤️「おっしゃ〜!らっきー」

「じゃあ今日は転校生を紹介する」

❤️「はい!先生しつもーん!」

「なんだ…まいたけ」

❤️「それって〜女?」

「男だ。残念だったな」

❤️「んだよ…」

「入ってきていいぞー」

ガラガラ

前のドアから入ってきたのは色白で黒髪の高身長。顔は整ってていかにもモテそうって感じのやつ

「今日からこの学校に転校してきたポケカメンだみんな仲良くしろよ」

💙「……」

一言も喋んねぇのかよ…なんか喋れや

❤️「先生そいつ俺の隣の席にしてーちょうど一人席で話し相手欲しかったんよね〜」

「あーそうだなじゃあまいたけの隣で」

❤️「よろしくな!」

💙「……」ペコッ



ポケカメンside


休み時間

❤️「あ、いた!なぁ!お前どっから来たん?前の学校どこ?」

💙「…あ、えっと……」

まいたけだっけ…どうしよう言葉が出てこない…怖い今おれはこいつにどう思われてんだろもしかして不安だってことバレてたりする?あーどうしようしかも2人きりとか最悪だ

❤️「ん?」

💙「その…あの……」

まずい…気がする。息が…

💙「はぁっ…はぁっ…」

❤️「え、だ、大丈夫?」

💙「だ、だいじょッ…ゲホッゲホ!」

❤️「大丈夫じゃないでしょ。いい?俺の真似してな」

💙「あ゛ッ…ハァッ…ゲホゲホッ!」ポロポロ

ギューッ

❤️「俺の声聞こえてるか?今苦しいよな。ゆっくり息吐いて」ナデナデ

💙「ヒューッ…ゲホッゲホ…ハァッ」

❤️「落ち着いて 次ゆっくり吸って」

💙「ハァッ…ゲホッ…スゥッ…」

❤️「次またゆっくり吐いて」

💙「ハァーッゲホッゲホッ…」

❤️「落ち着いてきたか?」

💙「ん…」グスッ

❤️「一応保健室いけよ?あ、場所わかんないか…俺が保健室まで案内するよ」

💙「…あ、あの……」

❤️「…あ、あ!ごめん!くっつきすぎたよな…ごめんな」

💙「……」

❤️「よし。保健室いこ!立てるか?」

💙「……」コクッ


保健室

コンコン

❤️「失礼します。」

🧡「おーまいたけどうした?捻挫?」

❤️「今日は俺じゃない。こっち」

🧡「誰?」

❤️「転校生のポケカメン」

🧡「あーね。じゃあこっち座らせて」

❤️「ポケこっちだって」

🧡「どうした?目腫れてるけど泣いてたん?」

❤️「過呼吸になっちゃって一応俺が対処したけど…」

🧡「そっかそっか。なんか不安なことでもあった?今話せるかな?」

💙「……」

🧡「まだ少し手震えてるな。いいよゆっくりで口で言えないならこの紙にまとめて書いといて。俺は君の担任に保健室にいるよって知らせてくるから。まいたけは先戻っとけよ。一応言っとくけど」

❤️「うぃー」

まいたけ優しかったな この先生も優しいけど…迷惑かけちゃったかもな

対人恐怖症の僕と人気者の君

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