テラーノベル
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こんにちは。
見て貰えたら嬉しいな〜って感じで最初の作品を投稿させて頂いたのですが、思った以上に♡をいただけてとても嬉しく思います。ありがとうございます。
赤組
R18要素なし
付き合って同居してます
赤 高校生
桃 社会人
体調不良あり
ご本人様とは関係×
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赤side
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電車に揺られ、外をぼぉっと見る。外はもうすっかり暗くなっているが、建物の明かりで眩しくも感じる。
、、、それにしても疲れた感じがすごすぎる。最近しっかり休めてないとはいえ、自分はここまで疲れやすかったのか。朝から喉の調子が悪かったため、風邪かもしれない。とりあえず帰ったらゆっくり寝ようと思った。
電車が駅に着き、改札を出たところ、視界に見慣れた姿があった。あれ、ないくん、?
赤「ないくん?」
桃「あ!りうら!!おかえり〜!!」
赤「なんでここいるの?」
桃「買い物に行ってて、ちょうどりうらの電車の時間と一緒じゃんって思って!」
赤「ほえ、すごい偶然」
桃「そうなんだよね〜!!!」
ないくんはすごく嬉しそうな顔をしていて、こっちまで嬉しくなってくる。りうらないくんのこうゆうとこが好きなんだよ。無邪気な笑顔がりうらのことを幸せな気持ちにするからさ。じゃあ、帰るか、、
赤「じゃ、ないくん帰ろ〜」
桃「うん!帰ろっか」
、何故か足取りが重い。やはり、体調が悪いのだろう。ふらつかないようにいつもより少しゆっくり歩く。
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桃side
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なんだか、りうらの様子が変な感じがする。歩くスピードもいつもより遅い。具合が悪いのだろうか?そっとりうらの顔を覗き込んで様子を見る。
赤「、ないくんどうしたの?」
桃「いや、なんでもないよ」
赤「そっか」
少しだけ顔色が悪い気がする。目も虚ろで、生気がまるで感じられない。体調悪い、疲れてる、なんかあった、シンプル楽しくないのどれかだな。でも最後のは正味傷つくよ、?りうらのこと信じてるからね?まぁ、聞いてみるか。
桃「ねぇ、りうら、なんかあった?」
赤「、ぁえ、なんで?」
桃「いや、顔が生きてないから、、」
赤「何それ酷い、」
桃「え、ごめん、、、でもほんとなんよ、」
赤「え〜、なんともないと思うけど、、」
桃「まじ?、、ん〜、、とりまはよ帰るか」
当の本人はなんともないって言ってるけど、ね、?顔に生気ないのは事実だし、なんか無表情というよりかは表情がない、?って言うのかわかんないけど、そんな感じ。りうらのためにもはよ帰ってはよ寝かすか、、
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赤side
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いつもより時間はかかったものの、家に着いた。数分歩くだけで家に着くのはほんとにありがたいことだ。部屋は狭くはなく、むしろ広い方で、設備も充実している。ないくんに家賃聞いた事ないけど、相当高いんじゃね、、、??20万軽く越してそうなんだけど。だいじょぶそ?
桃「りうらどうした?」
赤「いや、え、なんでもないよ!」
桃「まじ?体調悪くなったらちゃんと言うんだよ〜」
赤「はぁい」
家賃のことは気にすんなって前に言われた気がしたから気にしないことにしよう、、うん。気にしたら負けな気がしてきた。
桃「りうら食欲ある?」
赤「あ〜、、え、」
正直なところ食欲はない。だが、心配させないためにも、ないとは言わない方がいいのだうか、それとも別の言い訳をするか。
赤「ごめん、電車乗る前にいろいろ食べてたんだよね」
桃「あ、そうなの?」
もちろん、嘘である。
赤「だから夜いらないかな〜」
桃「大丈夫?乗る前に食べた分で足りる?」
赤「うん!全然足りる!ありがとね」
赤「りうらお風呂入ってくる〜」
ないくんは信用なさそうな目でこちらを見てくる。まぁ大丈夫か、と思い風呂に向かう。先程より足取りが重いのは気の所為だろうか。倒れる前に風呂に行こうと思う。
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桃side
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りうらは夕食を食べずに風呂に行ってしまった。あまり食欲はなさそうだったし、いろいろ食べたというのも嘘だろう。あと、りうらがふらつきながら風呂に行ったのも心配でしかない。
そんなことを考えているうちに1件のラインが入った。
水《ないちゃーーーん!!!!》
桃《なに?》
水《え、冷た()》
桃《さっさと用件を言いなはれ》
水《んっとねー》
《りうちゃん今日ね、朝から喉痛いって言ってたんだけど》
《午後からなんか体調悪そうで、》
《で、本人に聞いたんだけど、大丈夫ーって言ってて》
《でも心配だから様子見て欲しいな、、》
桃《今日一緒に帰ってきたんだけど》
《もうその時点で体調悪そうだったから》
《様子見るに決まってるわ》
水《だよね!!》
《さすがないちゃん!》
桃《いやもうほんと様子みなあかんから、、》
《りうらすぐ大丈夫ーって》
水《それな!》
《りうちゃん大丈夫しかいわないから!》
桃《まぁ様子見てなんかあったら》
《手伝い来いよ???》
水《りうちゃんに会えるなら行くよー!!》
桃《なんか買ってきて貰って玄関で締め出す》
水《酷すぎない??》
桃《気の所為、気の所為!!!》
水《まぁりうちゃんの役に立てるなら!》
《じゃぁそんなところ!》
桃《報告ありがとな〜》
ほとけっちがりうらになんかあるとすぐ報告してくれるのはほんとにありがたい。感謝しなきゃだな、
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赤side
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風呂に入ったはいいものの、頭がふわふわする感じがする。これやばくね?
まじで意識飛ぶ前に上がらなきゃ、、
重い体を動かし、立ち上がろうとする。なかなか力が入れられなくて、考えれば考えるほど力の入れ方が分からなくなる。まじでやばいかも、これ。大きい声を出すにも、喉が痛むためなかなか出せない。どうしよ、スマホ一応持ってくれば良かった。
、、、そういえば風呂に呼び出し機能あったよな。それ使えばいいじゃん!!!!このための呼び出し機能だったんだ、、初めて使うな、、
そうして呼び出しボタンを押す。
、、、、え、来なくね?ぶっ壊れてる?もしかしたら音ちっさすぎて聞こえないとか?終わったんだが、、もう声で呼ぶしかないか、
赤「、、ないくーん、」
声は少し掠れていて、大きい声でもない。絶対呼び出し機能より小さい。てか音出てたのかすらわからんのだけど。えー、どうしよ、
もう一度、立ち上がれないか試してみる。だが、力は入らないまま。むしろさっきより入らないくらい。え、りうらの人生終了した?終わったんだが、、
赤「ないくん、っ、、ないぐっ!、ゔっ、、」
赤「ゴホッゴホッ、、っぁ、、ゴホッ、、」
痛い痛い痛い痛い!!!こんなに痛むとは、、咳をする度に痛むが、咳をしないと体の体温が上がるような気持ち悪い感じがして我慢は出来ない。だが、大きい声は出せたと思う、問題はないくんが来てくれるか。
全身の力が抜けていく。頭もだんだん回んなくなって、まずいと思い、浴槽に体を預けた。そして、そのまま意識が遠のいていった。
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桃side
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リビングでそわそわしながらりうらが上がってくるのを待っていた。
赤「ないぐっ!、、」
りうらの声が聞こえて来て、急いで浴室に向かった。
桃「りうら!!!!」
扉を開けると、浴槽に体を委ねてぐったりしているりうらがいた。
桃「ちょっ、、りうら!!りうら!!!」
桃「しっかりして!」
まずい。とりあえず風呂から出そうとりうらの身体を持ち上げた。驚くほどりうらは軽くて、簡単に持ち上がってしまった。浴室から出し、りうらの身体をしっかり拭く。そして服を着させた。
桃「りうらー!聞こえる?りうらー!!」
身体はぐったりしていて、顔が赤い。風呂に入っていたからなのか、熱が出ているのか。分からないが、とりあえず寝室に運んで寝かせる。
赤「んっ、、な゙い゙ぐっ、、ゴホッ」
桃「りうらっ!!ちょ、声出さんでいいから」
赤「のど、いだっ、、」
桃「そっかそっか、辛いよな〜」
桃「声出さんでいいから、大丈夫だよ」
りうらの意識が戻ったのはいいものの、すごく辛そうで、辛そうで、とりあえず、水を持ってこようと、部屋を離れようとする。
赤「ないぐっ、いがな゙っ、で」
桃「りうら、水持って来るだけだから、待っててくれる?」
赤「ゔぅ゙っ、」
りうらは伝わらないと思ったのか、頭を縦にふる。いい子でしかない。はよ戻ってこよう。
水や、その他諸々取りにいって、部屋にもどってくる。
赤「ゴホッゴホッ、、、い゙ぁ゙っ、、」
桃「りうら、水飲める?」
りうらは首を縦に振る。りうらの身体を起こさせて、水を飲ませる。
赤「ゔっ、、、」
水が痛い喉に染みてしまうのだろうか。とても痛そうな顔をしている。そういえば、ほとけっち、、、、呼んだら来るかな。そう思いLINEを入れる。
桃《いむーー!!!!》
水《え!なに!》
既読が異様に早い。
桃《りうらが今やばいんだけど、来てくれない?》
水《うぇぇぇぇ!!!行く!!》
《待ってて!!》
《いろいろ買ってくから時間かかる!》
《じゃね!》
桃《ありがと!》
既読が秒でつかなくなる。それにしてもほんとにありがたいものだ。するとりうらはスマホに文字を打って俺に見せた。
赤《喉がほんとに痛い、水も染みて痛いし、なんか頭も痛くなってきた。》
《寝れるかわかんないけど寝るね》
桃「おっけ、傍にいるから安心してね」
そうして辛そうだが、眠りについた。
りうらは喋れないなりに機転を利かせて、俺とコミュニケーションを取ってくれた。体調の状況聞かせてくれるのもありがたい、対応ができる。
そこからしばらくして、インターホンが鳴る。
扉を開け、ほとけっちが息を切らして来ていた。
水「ねぇ!りうちゃん大丈夫!????」
桃「シーっ!!今りうら寝てるから!」
水「あぁ、ごめん」
水「それより、これ!」
袋の中を除くと、薬やら水らやなんやら、いろいろ買ってきてくれた。
桃「まじありがとぉぉぉぉ、、、」
水「じゃぁ、僕はここで、、」
桃「何言ってんだよ、上がれって」
水「え?玄関で締め出すって言ってたじゃん」
桃「冗談だって!」
水「え〜!やっぱないちゃん僕がいないとダメなんじゃん!!!」
桃「調子乗ってるとほんとに締め出すよ?」
水「大変申し訳ごさいませんでした。」
桃「じゃ、上がって」
水「おじゃましまーす、、」
ほとけっちは音を極力立てないように歩いてくれる。ほんとに気づかいができる素晴らしすぎる人間だわ。感謝だな。
買ってきてくれた冷えピタをりうらに貼った。少し声が出てたが、すぐに寝た。よかった、、
桃「ほとけっち、今日はもう遅いし、泊まっていきな」
水「えぇ、いいの!!」
桃「特別な〜w」
泊まるだけでこんだけ目を輝かせるのか。
水「りうちゃんと一緒の時間が増える、、!」
ただのオタクでした。
夜が明けた。昨晩はほとけっちを俺のベッドで寝かせて、俺はソファで寝た。風邪ひかんか心配だけど、まぁ、調子はそこそこなので、大丈夫だろう。
そんなことより、りうらの様子を見に行く。
赤「あ、ないくん」
桃「あ、もう起きてたんだ」
赤「うん。調子もまぁまぁ良くなった」
桃「喉大丈夫?」
赤「あ〜、ちょっと痛いけど昨日程ではないかな」
桃「そっか、、良かったああああ、、、」
そう言って俺はりうらに抱きつく。風邪かもしれないがそんなことは関係ない。抱きつく。
赤「おぉっと、ないくん、風邪移っちゃうよ?」
桃「いいもん。移ったって」
赤「え〜、りうらが看病しなきゃ行けなくなるからやだ〜」
桃「えぇ、、ん、もうちょっと!」
赤「もぅ、、、ふふっ、」
りうらの体調が回復したっぽいのでよかった。すると、扉が開いた
水「わっ!!りうちゃあああああん!!!」
赤「っちょっほとけっち!?来てたの?」
水「昨日の夜ないちゃんに呼ばれたから!」
赤「ないくん呼んだの、、」
桃「いや、ほんとりうらの体調やばかったから、、」
赤「まぁ、いいや。ほとけっちいろいろ買ってきてくれたんでしょ?」
水「えぇ!なんでわかるの!」
赤「袋が近くのコンビニのやつじゃないもん」
水「あぁ、そういうこと、、」
赤「まぁほとけっちなら買ってきてくれると思ったからね!」
水「いや、まぁね!!!うん!!」
赤「調子乗るなって」
水「はぁい、、」
赤「ほとけっちありがとね、助かった」
水「えへへっ!」
桃「じゃぁりうら、今日病院行こうね!」
赤「あっ、、、ぃゃ、、」
桃「行こうね〜」
水「りうちゃんどんまーいwwww」
赤「ほとけお前まじぶっ〇すぞ!!」
桃「まぁまぁwww」
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変なところで切りました。切り方ほんとにわかんないです、、
♡頂けたら飛んで喜びます
では
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