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#ラブコメ要素あり
澪
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#自滅
澪
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ガールズバー「Athlon BAR」 の店内に響く酔っ払いのような声
「おーい 酒が足んねぇぞ!いっちゃん高いヤツ 出せよぉ いっちゃん高いヤツぅ!」
青髪短髪の鳥羽久太郎は、酔っ払いのダル絡みと全く区別がつかないテンションで、手にしたコップをカウンターへと差し出した。
もちろん、本人は一滴も酒を飲んでおらず、素面である。
カウンターの向こう側で、ミカは翡翠色の瞳を大きく見開いた。
「また?ちょっと大丈夫?久太郎ちゃん」
心配そうに両手を合わせるミカの隣で、サユリも困ったように眉を下げる。
「いっつもビールで何時間も粘ってるのに〜…」
そう、久太郎はこのガールズバーの常連客ではあるが、いつも決まって安いビール一杯で何時間も店に入り浸っている客だった。
元々の整った容姿の良さもありつつ、妙に個性的な客として、来店した瞬間から店員たちの記憶にしっかりと刻み込まれていた。
笑顔を崩さずに丁寧な接客を続けながら、サユリの内心は別の思考を巡らせていた。
(この男が手首につけてるブレスレットは高級ジュエリーブランドの最高額のアクセサリー……相当金あるわね コイツ。女の影も無さそうだし…いや、意外とこのタイプは浮気しそう……でも金さえあれば…)
値踏みするような視線を向けられているとも知らず、久太郎はニヤニヤと笑声を漏らす。
「うへへへっ いーんだよ ドカッと金が入りやがったんだぁ」
その言葉に、ミカは興味津々な様子で身を乗り出した。
「え〜 ホントに〜?何したの?」
久太郎はキザなポーズをキメながら、得意げに答えてみせる。
「なーに お馬ちゃんがちょこーっとかけっこで頑張ってくれただけさ✨️」
その発言を聞き逃さなかったサユリは、パッと目を輝かせて両手を胸の前で大きく広げた。
「わぁすごーい!それ半分くらい私に…」
一方、手際よくお酒の準備を進めながら、ミカはどこか冷静に忠告の言葉を投げかける。
「でも気を付けてね? 競馬で買ったお金って50万円以上儲かると税金取られるらしいから」
その一言を聞いた瞬間、久太郎の表情はピタリと止まった。 さきほどまでの浮かれた雰囲気が嘘のように消え去り、顔面はまるで能面のように完全に無機質なものへと変わり果ててしまう。
急激な現実に引き戻され、魂が抜けたようになった久太郎を見て、サユリはクスリと笑いながらグラス拭きの手を止めた。
「あれ なんか灰になっちゃった。おーい」
サユリは持っていた吸殻の先で、カチカチと久太郎の腕をつついていた。
コメント
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うわっ第1話からめっちゃ面白かった!!🍷✨ 久太郎ちゃんの競馬で舞い上がってるテンションと、ミカの税金のひとことで一気に能面になるギャップがエモすぎて草生えたww サユリの吸殻でつつくオチも絶妙にブラックで笑った😂💕 現実に引き戻される瞬間の描写がリアルで「あ〜…」って声出た。続き絶対読みたい!!