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皆さんお久しぶりです、遅くなりました…
明けましておめでとうございます。また暖かく見てくれたら嬉しいです…✨️それと、 書き方少々変わってしまったので注意です💦
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ワンクッション
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新作:忘れてしまっても結果は一緒
付き合い始めた日のことを、英はあまり覚えていない。というより、英にとってそれは「特別な日」ではなかった。
○○:「……それで、返事は?」
英:「……別に、嫌じゃない」
その一言で、関係は始まった。
告白らしい告白も、ドラマみたいな展開もない。
でも翌日から、○○の隣は自然と英の場所になった。
朝練前、同じ時間に体育館に来る。
準備運動をしながら、並んで座る。
○○:「眠そうだね」
英:「……うん、眠い」
○○が笑う。
英はそれを横目で見るだけ。
けれど、立ち上がるときには、必ず歩幅を合わせた。
手は繋がない。
好きとも言わない。
それでも離れなかった。
それが、国見英の「付き合ってる」だった。
事故は、いつもと変わらない練習中だった。
連携が乱れ、レシーブが弾かれる。
次の瞬間、予想外の方向からボールが飛んできて_
視界が暗転した。
目を覚ましたとき、天井が知らない色をしていた。
英:「……ここ、どこ」
声は自分のものだった。
名前も分かる。
バレーのことも、青葉城西のことも覚えている。
ただひとつ、
○○の存在だけが、抜け落ちていた。
△△:「英くん……!」
涙ぐんだ顔で駆け寄ってくる少女。
知らないはずなのに、距離が近い。
英:「……誰?」
△△:「何言ってるの。私、彼女だよ」
即答だった。
迷いもなく、当たり前のように。
英は少し考えたあと、言った。
英:「……そうなんだ」
深く疑わない。
体育館の外で、○○はその様子を見ていた。
声をかける勇気はなかった。
○○(……やっぱり忘れてるんだ、)
医師から説明も受けていた。
事情も分かるし理解しなければいけない。そんなこと分かってる、分かっているけど
それでも、胸が痛んだ。
数日後。
英はリハビリがてら、練習を見学することになった。
英は無気力な顔でベンチに座る。
ふと、視界の端に○○が入った。
英:「……あの人」
△△:「気にしなくていいよ」
△△:「ただの知り合いだから」
そう言われても、
視線が勝手に追ってしまう。
○○がボールを拾う。
笑う。
部員と話す。
その一つ一つが、なぜか気になった。
ある日、偶然廊下ですれ違う。
○○:「あ、…国見くん」
英:「……えっと」
名前が出てこない。
それなのに、胸がざわつく。
○○:「無理しなくていいからね」
○○:「お大事に」
それだけ言って、去っていく背中。
英はその場に立ち尽くした。
英(…なんで今少しモヤモヤしたんだろ)
その頃、△△は○○を呼び止めていた。
△△:「ねえ、余計なこと言わないでくれる?」
○○:「……何の話?」
△△:「英くん、今すごく不安定なの」
△△:「混乱させたら、可哀想でしょ」
声は柔らかい。
でも、目は笑っていなかった。
△△:「それとも……まだ彼女気分?」
△△:「周りに言われたくないよね。元カノがしつこいって」
○○は唇を噛む。
○○:「……分かった」
英は少しずつ、違和感を覚え始める。
△△といると、落ち着かない。
話していても、頭がぼんやりする。
一方で、
○○が近くにいると、理由もなく安心した。
英:「……前から、あの人と知り合いだった?」
△△:「え? うーん、そうだったかもね」
曖昧な答え。
夜、夢を見る。
並んで帰る夕焼けの道。
無言でも、苦じゃなかった時間。
袖を軽く引かれて、立ち止まった感覚。
目が覚めると、胸が痛んだ。
英:「……思い出せない」
でも、確かに何かがあった。
続く_
追記 もしかしたら2個目出せるかもです、!