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コメント
1件
うますぎー!!!!!リクエスト応えてくれてありがとうございました!
お久しぶりです!
リクエストのミンス×ナムギュのBLを書かせていただきます💦
リクエストを順番通りに応えれてないかもしれません💦 前にリクエストをしてくれた方はコメントお願いします🙇♀️お手数お掛けしてすみません🙏
ミンス→M ナムギュ→N
タイトル:薄壁の向こう
引っ越してきたばかりのアパートは、思ったよりも音が響いた。
ミンスはそれに気づいたのは、夜――というより、深夜だった。
壁の向こうから、何かがぶつかる音と、くぐもった声が聞こえる。
甘い声、時折混じる男のうめき声。
M(……またかよ)
ミンスは枕を耳に押し当てて、ぐっと目を閉じた。
何日も続いていた。隣の住人、ナムギュというらしい。口数が少なく、ぶっきらぼうな印象だった。
M「あの、ちょっと……音が、夜中に……」
ミンスが勇気を出して声をかけたのは、引っ越してきて5日目の朝。ゴミ出しのとき、偶然顔を合わせた。
ナムギュは、煙草の火をくゆらせながらじろりと見下ろしてきた。
N「は?文句あるなら出てけば?」
M(はあ?)
いつもなら謝って終わるミンスだったが、その一言に何かが切れた。
M「文句言われたくないなら、せめて静かにやってくださいよ」
その場の空気がピンと張った。
ナムギュは目を細めたが、何も言わずにそのまま踵を返した。
⸻
その日の夜、ミンスは眠れなかった。
……というか、隣からの音が気になって眠れなかった。
M「……っ、うるさいな」
不意に立ち上がり、Tシャツ一枚でドアを叩いた。
ナムギュが出てきた。髪は乱れて、シャツのボタンも半分外れている。
N「は?何の用――」
ミンスはその胸倉をぐっと掴んだ。
M「黙れ。人が我慢してりゃ調子に乗りやがって」
ナムギュが目を見開く。
普段おどおどしていたミンスが、初めて怒りを露わにした瞬間だった。
N「……お前、誰にそんな口きいてんだよ」
M「お前だよ」
不意にナムギュが笑った。
皮肉な、でもどこか楽しんでいるような笑みだった。
N「……入ってこいよ。直接、黙らせてみろよ」
ミンスの喉が鳴った。
壁一枚越しにずっと聞かされていた声。その張本人が、今目の前で挑発してくる。
M「言ったな」
扉が閉まる音と、夜の静けさが交差した。
その晩、隣からは音が一切聞こえなかった――代わりに、ミンスの部屋にだけ。
⸻
その後、ミンスとナムギュの関係は曖昧で、それでいて妙に安定していた。
相変わらずナムギュはツンと澄ましたままだし、ミンスも普段は頼りないふりをしている。
だけど夜になると、壁越しの主導権は、いつもミンスのほうだった。
うん下手だごめんなさい😭
リクエスト応えれて無かったらすみません書き直します(;_;)