{本当に大切なもの}
桃「青薔薇を出せッ”!」
赤「青薔薇ー?白龍ー青薔薇って?」
白「あの青髪やで」
赤「あーあの子ね」
「まぁ…水羅を誘拐した罰だよ」
水「僕の事?」
赤「水羅ッ!」
水「青薔薇を解放しろ」
白「あー…裏切り者か」
赤「じゃあ容赦しないよ」
ビュンッ‼️
水「……」
スッ…
バンッ
白「……」ニヤッ
スッ…
バッ
白「はぁッ…」
「お前らはさ…こいつを救う為にこいつとの記憶を消すか?」
バッ(画面が出る)
白「選べ」
桃「そんなのッ…無理に決まってんだろッ”!」
白「じゃあ殺すよ?」
水「……」
いいえ >はい
ポチッ
水「……」
桃「水羅ッ?」
水「僕は敵だ…」
「青薔薇の記憶から消えても悔いはない」
「なんなら、消えた方がいい…」
本当に消しますか?
いいえ >はい
スッ…
桃「だめッ”!」ポロッ
水「なんで?」
桃「だってッ…まろの記憶からいなくなっちゃうんだよッ?」
水「ッ…」
「じゃあ青薔薇はどうなんだよッ”!」
桃「水…羅……?」
水「だってッ…だってッ”!”大切な人”がいなくなっちゃうんだよッ”!?」
「あ…れ?今大切な人って…」
ギュッ
水「桃…薔薇…?」
桃「水羅の大切な人の記憶から消えちゃうんだよッ?悲しくないのッ?」
水「だってッ…僕はッ…」
「悲しくなんかッ…」
桃「じゃあ…今君を抱き締めている俺の肩が濡れている理由は?」
水「僕ッ…」ポロポロ
「忘れられたくないよぉッ”…」ポロポロ
ヨシヨシ…
水「ッ”!?」
暖かい手ッ…
痛くない…
怖くない…
桃「正直に言ってくれてありがとう」
水「ひぐッ”…」ポロポロ
僕…正直になれたの?
桃「今からッ…俺はお前らを殺すッ”!」
赤「ふぅーんw」
「水羅にはできないんじゃない…w?」
水「……」
前の僕は
《できるはずないよッ!》
って言うけど本当に大切なものを守る為なら
水「できるよ…」
ギロッ
白「……」
水「僕には、青薔薇と言う大切な存在がある」
「その命を無くすなら…」
「”俺”はお前らを殺すッ”!」
バンッ!
赤「……w」
スッ…
ビュンッ!
水「桃薔薇」
「青薔薇を探しにいけ」
「ここは俺が引き付けておく」
桃「でもッ」
水「大丈夫…弱点も分かってるから」ニコッ
桃「じゃあ…任せたよ」
タッタッタッ!
白「おいッ”…!待てッ”!」
水「……w」
グイッ
水「君の相手は俺でしょ、?」
白「ッ”…」
グルグルキュッ
水「大人しくしててね…」
「痛くないように…優しい毒で殺すから」
赤「……毒?」
水「あー隠してたけど俺は毒使い」
「毒などきかないよ」
グサッ
赤「うッ”!? 」
水「ねぇッ…」
クイッ
水「知ってた?」
「毒は刺された時から回り始めるんだよ?」
赤「ほと……けっちッ”…」ポロッ
「仲間じゃ”…無いのッ”?」
水「……確かに仲間だったね」
「前までは…」
「だけど…僕にはさっき言った通り青薔薇という大切な存在ができたッ”!」
赤「おぇッ”…かはッ”…ほとけッ”…ごほッ”…っちッ”…にも”…大切なッ”…存在ができたんだねッ”…」ニコッ
「水羅ッ”…大好きだったよッ”…幸せ”…だっ”……たッ”…」
水「ッ…」
僕は罪悪感を感じて
1番強い解毒剤を呑ませた
ならあいつは
初兎に近づき仮死薬を溶かした水のペットボトルを口に当てる
白「ん”ッ!」
ギュッ
僕は初兎の鼻をつまんだ
水「ほらぁ…飲まないと死んじゃうよ?」
白「ッ…」
ゴクゴクッ
白「うッ”…」
バタッ
水「……」
タッタッタッ!
桃「水羅ッ…!」
水「ッ…」ビクッ
「どうしたの?」
桃「まろがッ…あいつらにッ!」
水「はッ?」
あいつらはさっき殺したはず…
クルッ
水「ッ!?」
消滅してる…
まさかッ…
水「桃薔薇ッ…行くぞッ!」
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