「俺の復讐劇」

＿綺麗な桃色の花、桜が咲く4月

彼、「一ノ瀬累」は高校へ入学した

だが、彼女には皆にバレてはいけない`秘密`があった

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「はぁ⁉高校へ潜入調査だと⁉」

累の大きく、低い声が響く

「えぇ、ボスからの命令よ」

と呆れた顔で話すのは、彼の同期「西宮朱音」だ

「マジかよ……」

累は諦めた様な顔をする

彼と彼女は「掃除屋」と呼ばれる。いわゆる

**「殺し屋」**という職である

ボスである「西門孝則」は、表向きには有名なIT会社の社長であり

裏の顔は、殺し屋を束ねるボス

時々顔を出すが、会えた者は少ないという

「ボスからの命令なら、遂行しないと」

「あぁ、分かっている」

「任務を行わないと俺が……殺されるもんな」

そう、ここで過ごす為に守られているルールがある

１，ボスに逆らわない

２，任務は必ず遂行する

３，警察と接触しない事

１～３の1つでもルールを破れば、破った者の首が飛ぶ

逃げても、すぐ捕まり死ぬ

それがルール

「さ、一仕事しますか」

累は今回のターゲット「神林優斗」がいる高校へ向かうのであった＿

【追加設定】

・組織について

累や朱音が所属する組織は

「社会の塵を排除する」組織である

過去に事件を起こした、良くない行いをした者をこの世から排除する組織

人数は30人と少人数だが、1人1人が殺しのプロである

組織に入っている人間は、

「大切な人を殺された」という人が多い

・一ノ瀬累のプロフィール（いちのせ れん）

年齢17歳

高校には通っておらず、古いアパートに一人暮らし

5年前、唯一の肉親であった父を殺され

組織への加入を決める

累の最終的な目的は「父を殺した人に復讐する」

今回の潜入調査で色々な事を学ぶ

・西宮朱音のプロフィール（にしみや あかね）

年齢23歳

元警察官

5年前、当時付き合っていた男性が同僚によって殺害された

その後、同僚は行方不明に

彼氏殺害の悲しみと復讐心を持ち、組織への加入を決める

朱音の最終的な目標は「同僚を殺す」事

累とはもう4年の付き合いになる

お互いに余り干渉して来ない為、朱音は居心地がいいらしい

・西門孝則のプロフィール（さいもん たかのり）

年齢45歳

表向きには大手IT企業の社長、裏は組織のボス

15年前、愛する妻が何者かにより殺害される

未だに解決されていない、未解決事件の夫

組織を作る上で、

「自分と同じ目に合った人たちで、この社会を変える」

と心に刻んでいる

一番信頼しているのが、累

彼の殺しのスキルに惚れたらしい

初めまして、主のKN（きぬ）と申します

初めて、テラーでノベルを書くので

暖かい目で見てください