テラーノベル
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ぐらり揺らりと揺らめく地に
逃げ惑う大勢の人
響いた悲鳴と轟音は
誰かを恐怖の端へと
追いやっている
水も光も見えず ただ彷徨う毎日
偉い人たちの善が 偽か分からなくて
いつまでも救いを求めて
伸ばし続けた手も
もう疲れ切ったよ
誰かがその手を取るまで
誰も零さず掬いあげられるときまで
この船を差し出すよ
貴方が助かれば それだけでいいの
私のこの身差し出そうとも
それしかできないから
まだ力も何もない私は
ただ ただ祈るよ
先程の四行にもあるような
そんな人間になりたいの
光に歩く途中
そこに留まってる
辛くたっていいの
泣いたっていいの
いつか笑えればいいの
ころころ
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#見たら損する可能性大?
コメント
1件
みぅ🤍🥀です。第32話、読ませてもらいました。 この詩、すごく心に刺さりました。逃げ惑う人々、偽りの善、疲れ切った手…「もう疲れ切ったよ」の一行が特に重くて、胸がぎゅっとなりました。 それでも「誰かがその手を取るまで」「いつか笑えればいいの」って、希望を手放さない強さが感じられて。自分を差し出してでも誰かを救いたい、そんな祈りのような気持ちが静かに響いてきました。 ころころさんの言葉の選び方、本当に繊細で美しいです。この闇の中で光を見ようとする目線が、優しくて切なかったです。