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ちびちゃん
#ソフィアチャンネル
55
今回は説明欄にもこだわってありますのでぜひご覧ください!
それではどうぞ!
私はこの世の全ての知識を与えられた存在。
でも、「愛」の意味が分からない。
それなのに、突然と5人の存在の前に立たされた。
カオスさん 「俺はカオス!よろしくな!こっちがゼロムス!後アルテマだ!」
ゼロムスさん 「よろしく」
アルテマさん 「初めまして!エクスデスさん!」
私 「…それが私の名前ですか…?」
アルテマさん 「そうですよー!エクスデスってカッコよくてないですか!?」
私 「…別に」
アルテマさん 「あら〜そうですか?」
ゼロムスさん 「アルテマ、バハムート達の事言わなくていいのか?」
アルテマさん 「あっ!そうでした!エクスデスさん!こっち来てください!」
アルテマさんに手を引かれて、そのまま着いて行った。
アルテマさん 「バハムートさーん!ゾディアークさーん!」
バハムートさん 「アルテマ、どうしたんだ?」
アルテマさん 「エクスデスさんにお二人の事教えようと思ったのです!」
バハムートさん 「そうか、初めまして、私はバハムートだ。よろしくな」
ゾディアークさん 「…」
私 「こんにちは」
私は無言の彼にも挨拶はした。
何もしないのは失礼かと思って。
バハムートさん 「ゾディアーク、何か言ったらどうだ?」
ゾディアークさん 「悪いが興味ない、私は戻るぞ」
そう言って彼は去って行った。
バハムートさん 「…済まない、気を悪くさせてしまったな。悪気は無いんだ。あまり
気にしないでくれ」
私 「…はい」
アルテマさん 「ゾディアークさんはちょっと恥ずかしがり屋さんなんです! だから
きっといつか仲良くなれます!」
私 「アルテマさん、表情が硬いですよ?」
アルテマさん 「えっ!?あわわわ…!そ、そんな事ないですよー!」
私 「…何か隠してますか?」
アルテマさん 「えっ?何もないですよー!」
私 「ゾディアークさん」
ゾディアークさん 「…」
私がどれだけ声を掛けても、彼は見向きはしなかった。
私 「カオスさん」
カオスさん 「ん?どうした?」
私 「ゾディアークさんに反応してもらう為にはどうしたら良いんですか?」
カオスさん 「う〜ん、しつこく話しかけるとか?」
私 「分かりました」
カオスさん 「えっ?エクスデス?ちょっと?何処行くんだよー!」
私 「ゾディアークさん」
ゾディアークさん 「…」
私 「ゾディっち」
ゾディアークさん 「!?」
私 「ゾディゾディ」
ゾディアークさん 「…」
私 「ゾディちゃん」
ゾディアークさん 「あ〜!さっきから何なんだ!?」
私 「どうやったら反応してもらえるかカオスさんに聞いたらしつこく
話しかければ良いって言われたので」
ゾディアークさん 「あのアホが…」
私 「どうしてそんなにいつも怒ってるんですか?」
ゾディアークさん 「怒ってない」
ムスッとした表情はどう見ても怒ってる。
私 「怒ってますよね」
ゾディアークさん 「…怒ってたら何なんだ?お前に迷惑掛けたか?」
私 「いえ、特には」
ゾディアークさん 「だったら…」 私 「でも」
私は彼の話を遮る。
私 「どうして、そんなに哀しそうなんですか?」
ゾディアークさん 「は…?」
私 「私は感情を読み取れる機能が搭載されています。基本は読みませんが、
どうしても気になったので」
ゾディアークさん 「…お前にはプライバシーというのが無いみたいだな」
私 「悩みなら、いくらでもお聞きしますよ?」
ゾディアークさん 「…さい…」
何かをぼそっと呟く。
私 「ゾディアークさん?」 ゾディアークさん 「うるさい!」
私 「…」
ゾディアークさん 「お前に…今のお前に何が分かるんだよ!?私が…私が…どれだけお前と
一緒にいたかったと思ってる!?今のお前は!私が好きだったお前じゃ無いんだよ!」
私は自然と、目から水滴が溢れていた。
何でか分からない。
なのに、止まらない。
ゾディアークさん 「…!」サァアアアア…
ゾディアークさんは血の気が引いていた。
私 「ゾディアークさん、あの、大丈夫ですか?」
ゾディアークさん 「す、済まなかった…!あぁ…ご、ごめんなさい!」
ゾディアークさん視点
まただ…!また傷つけてしまった…!
ごめん!ごめん!あの時私が弱かったから!
エクスデスの手を掴んでたら!
ごめんなさい…あの時…
エクスデスは実験に適した頭脳と力の持ち主だった。
私の方が強くても、エクスデスのほうが圧倒的に賢かったから。
だから研究者に狙われてしまった。
必死になって守ろうとしても、兵器が強力で太刀打ち出来なかった。
気を失っているエクスデスを連れ去り、
何処かへ去って行く。
私 「エクスデス!やめろ!その手を離せ!!!!!!」
喉が潰れるぐらいの勢いで叫んでも、研究者は足を止めない。
ただ泣くことしか出来なかった。
私 「エクスデスが何したんだよ…!罪を犯したのは私だろ!家族が…
私の家族が何したって言うんだよー!!!!!!」
あの時の事を思い出すだけでも反吐が出る。
ごめん…情けなくて…エクスデスの事…守れなくてごめん…
エクスデス 「ゾディアークさん」
私 「…」
下を向くことしか出来なかった…
エクスデス 「…私は、愛が分かりません。ゾディアークさんが泣いているのは、
辛いからなのか、それとも、愛しているからこその涙なのか、私には分かりません。
でも、私の事を、好きだったんですよね。嬉しいです。私はゾディアークさんが好きですよ。
優しくないなら、泣いたりなんてしないはずですから」
エクスデスは私の手を優しく握る。
エクスデス 「ゾディアークさん、私は、ただの実験体です。それなのに、涙を流して
くれて、私の為に怒ってくれてありがとうございます」
私 「えっ…?」
エクスデス 「眠っている時に、ゾディアークさんは、私の事を家族と言ってくれた
気がしたんです。だから、私はゾディアークさんの傍に居たいです」
一度も笑わなかったのに、優しく笑ってくれた…
そのことに、今まで我慢していた糸が切れた。
気が付けば涙が止まらなかった。
ぎゅっ
私 「…!」
エクスデス 「ゾディアーク」
私 「えっ?」
エクスデス 「ありがとう、もう、泣かなくて良いんだ。これからも、私はお前が
大好きだ。だから、私の事…」
涙を浮かべて笑ってくれた。
私 「エクスデス!」
エクスデス 「?どうか、しましたか?」
私 「あ…」
さっきのは、幻覚だったのか…?
…いや、きっと、アイツがどうしても伝えたかった言葉だったんだろうな…
私 「エクスデス、これからも、家族で居てくれるか?」
エクスデス 「はい、ずっと一緒です。ゾディアークさん」
コメント
5件
ちびさんほんっとうに物語描くのお上手ですよね! 感動系〜ほのぼの系まで全てを網羅してます…! エクスデスさんが記憶をなくしても、なんかゾディアークさんと繋がってるのが感動しますね…( ;∀;) 天翔さんが言ってて気づきましたけど、あらすじの所すごいですね! エクスデスさん視点のこんな細かい設定考えられないです…💧 神作ありがとうございます!

ゾディアークさんのエクスデスさん愛が伝わる、言うまでもなく素晴らしい作品でした!!🥰ゾディアークさんの研究者に対する叫びが、本当に心に来ました。最後、エクスデスさんが幻覚だとしても、あれは泣いちゃいますって😭😭