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こんにちは、いるかです!
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それではどうぞ!
おんりーと一緒に家に帰ってきて、時計を見たら1時を回ったところだった。
時計なんて久しぶりに見た。カレンダーを見ると、おんりーが倒れたと連絡がきた日で止まっていた。
「…それで、おんりー。聞きたい事っていうか、今めっちゃ混乱してるんやけど、」
「あ、今ココア作ってきたから、これ飲みながら話そ。おらふくんに風邪引かれたら大変」
「ありがと」
「えっと、じゃあ話すね…?」
………
おんりーが言うには、彼は神様の力で、3日間こっちの世界に体ごと来ることができたらしい。
いつもねこおじと「神様ー!」なんてやってるけど、神仏とかをあまり信じていない僕にはにわかに信じがたい話だった。
でも、どう見ても彼はおんりーで、疑いようがなかった。
「…うーん、なるほどな。」
正直、3日「しか」一緒にいられないのかと思った。今の僕は3日「も」と思うが、その時の僕は、とにかく、冷静さなんてなかった。
「…俺からも一個聞きたいんだけど」
「なーに?」
「…やっぱなんでもない」
「えーなんや気になる!」
「また…気が向いたらね!ほら、もう遅いから寝よ!」
ぐーー
…もう何日も食べてなかったからか、めっちゃお腹が鳴ってしまった。
「…はっず///」
「なんか作るよ!」
そういって作ってくれたのは山盛りのリゾット。
まるで僕が何日も食べていないのを知っていて、お腹に優しい、でもきちんと栄養が摂れるように考えられているかのような…
お腹は空いていたようで、それをすぐに平らげてしまうと、おんりーは嬉しそうに微笑んだ。
「美味しかった?」
「うん!やっぱおんりーの手料理しか勝たん!」
「ふふふ(*´艸`)」
それから、完全に止まっていた家事を2人で終わらせて、お風呂に入って、横になる。
しかし、おんりーは何か言いたそうにベッドの上に座っていた。
「…どしたんおんりー?」
起き上がって、ベッドの上に向かい合って座る。
「…あのね、俺3日間しかいられないって話したでしょ?」
「…うん」
「それで、一緒に過ごせる夜って2回しかないじゃん」
「そう…やな。」
「だから…えっと…」
頬をリンゴみたいに真っ赤に染めて、彼は思わぬことを言った。
「お…襲ってください…」
「…え?」
生前も自分から誘ってくることなんてほとんど無かったので、そんなことを言われたら襲う以外の選択肢はないのだが。
「…かわい」
俯く彼の真っ赤な頬からそのまま顎へ手を滑らせ、くいっと少し上げて、優しくキスを落とした。
目が合う。
ちょっと恥ずかしそうに、でも嬉しそうに笑うから。
「ごめん、今夜寝かせられんわ」
「…いいよ、ご随意に」
そのまま押し倒した。
………
ご飯のいい匂いで目が覚める。
久しぶりに、熟睡した感覚。
目を開けると、僕の顔を覗き込んでた彼がふわっと笑って、「おはよ、おらふくん」と言った。
…朝から天使降臨。僕の彼女が尊い。
「おはよぉ、おんりー」
「とはいってももうお昼近いんだけどね。ゆっくり眠れた?」
部屋の時計を見ると11時を過ぎた所だった。
「ほんまや、おんりーはいつ起きたん?」
「ついさっき。10:00くらいかなぁ。ご飯作ったけど食べれそう?」
「食べる!」
「じゃあ食べよー」
そういうとおんりーは部屋を出て行った。
僕はささっと着替えて、すぐにリビングへ向かった。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
R18書けないんです、今はこれが限界…_( _´ω`)_ペショ
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それでは…おつるか!