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僕が綾華に出会ったのは数年前のこと。
バンドを組むのが夢だった。
若井と涼ちゃんとずっと音を鳴らしてきた。
バンドを組んだ僕たちはあとドラムがいなかった。
...
ある日そこら辺の通りを歩いていると路上ライブをしていたドラマーがいた。
名前は山中綾華というらしい。
僕は見とれてしまった。
こんな音、迫力、感情が入った叩き方。
すべてが僕の心を掴んでいた。
ライブが終わると僕は声をかけた。
話しかける気はなかったけど、体が勝手に動いていた。
ここで誘わなかったら次は会えない気がした。
元貴「あっ、あのっ山中綾華さんですよね?ドラムとても凄かったです。」
緊張して少し声が裏返ってしまった。
綾華「あ、ありがとうございます。また会えたらどこかで。」
と言い渡した隙に僕は反射的に彼女の手を掴んでいた。
元貴「あっ、すみません。あの、もし良ければなんですけど、僕とバント組みませんか?」
僕と彼女のなかに沈黙が生まれた。
そりゃそうだ。
初対面の人にバンド組みませんかなんて有り得ないことだろう。
綾華「えっと、あの、まず名前教えて貰ってもいいですか?」
元貴「あっ、そうですね。僕は大森元貴といいます。」
軽くドラム歴とか色んなことを話した。
久しぶりに女性と話した。こんなにフラットに会話をできたのはいつぶりだろうか、
結局連絡先も交換してまた後日会うことになった。
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