みー視点
…はっ!
あ、ここは……?
とりあえず牢屋の中に、武器防具なしで入れられているのは分かった。
…そうだ、カナは?!
焦り、周りをちゃんと見る。
隣の牢屋で寝ているのを見つける。
ほっとしながら近づく。
「カナ……起きて〜…… 」
どんだけ熟睡してるんだ、起きなさすぎでしょ‥…
でも、助けてもらったのもあるし、あれこれ言えないな……
ふと、首に何か付いているのが分かる。
でもよく見えない…うわぁ……
少したった頃だろうか、外から声が聞こえてくる。
「で……な…………は?」
「………ま………………て」
どちらも聞いたことがない声。
何があるか分からない以上大人しくしてるしか無い。
「確認するしかないでしょ?」
「でも、まだ起きてるかどうか……」
「様子見、様子見です!」
「……貴方様の予定を崩してまですることですか?」
「ぅ゙ッ…でも、人員が少ないから勧誘に近いもので…」
こっちに近づいてくる、面倒くさそうだな…。
「起きて〜…る、あれ?!みーさんじゃ?!!」
なんで名前知ってるの?と思い顔を見ると…
「あ!ミユさんじゃん!」
「久しぶりだぁ〜!」
知り合いでよかった。安心感が凄い!
「貴方様の知り合いで…?」
「そう!だからすぐに鍵を……」
「分かりました、今持って来ます!」
あ、
「隣の牢屋で、カナが寝てます!」
「おっ、今開けてあげるからちょっと待って…」
牢屋を開けてもらって、装備やら何やらを全部返してもらった。その時にカナも起こした。
「私が同行してればこんな事になって無かったんだけどね……」
どうやら最近の事件とかのせいで人手が足りないらしい、人口減少してるんだなぁ……
「あ、私は騎士団の副団長(仮)で、ほぼ何でもできるよ〜」
「(仮)って、何があったんですか?」
と、カナが聞くと
「あ、ん〜‥……
そうだねぇ………伝えても大丈夫かな……いや、団長に伝えてもらった方が早いかな…」
「今分かることは?」
「そう、いや大きい声出さないでね?
今、団長のちーさんと、副団長の水穂が、森の探索にいったっきり……」
「「……はぁ!!??!」」
「………………あの、大きい声はあんまり…」
「「あ、ごめん。」なさい。」
と、そこから詳しく教えてもらうと…
・森に行ったっきり、二人が帰ってこない。
・帰ってきた人はいるけど、精神が不安定で話が出来ない。=森の情報がない!
と、面倒くさいダンジョンしてるなぁ……
でも、こんな話聞いてしまったら…
「みー、行こうか。」
「行くに決まってるでしょ。」
「いやいやいや、待って、待って!」
面倒くさいことに通行書がないと森の中に入れないと。
そして、副団長の顔パスで通れるとのこと。
「私もついて行くから、準備するから明日ね!」
と、言う事なので!
今夜!ふかふかベットで休める!
では、おやすみなさーい。
次回、森の中 謎の屋敷!…なんで〜?
コメント
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私副団長やったァァァァァ
私出てきたにだ??(?