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『起きろ!』
「ッビクッ」
『いつまで寝てるんだよ!なに、あたしの言 うこと聞けないの?ねぇ!』
「聞けます、すいません…」
『いいから早く勉強してちょうだい』
「はい…」
『まったく…彰みたいにはならないでちょ
うだい』
これが日常
毎日、毎日、毎日
朝の4時半に起きて勉強、勉強、勉強
7時になると解放される
そしていつも、彰みたいにはなるな、と
けれど、正直お兄ちゃんの荻原彰が羨ましい
お兄ちゃんは、7歳年上で今は京都の大学に
通っている
お母さんが毎日怒鳴る理由はこれだ
彰が、東大の医学部に進学しなかったから
元々
小さい頃からお母さんの厳しい教育を受けてきた
朝4時起きは当たり前
そこから数学や社会、理科などの勉強
学校に行ったらホームルームが始まるまで読書
昼休みは必ず図書室か教室で勉強
じゃないと怒られる
GPSを付けられてるから
ここまでするか?と思うが実際普通
好きなことが出来ないと言う呪縛
兄は、彰は
『他人に囚われないで、自分の生きる時間を真っ当に生きて、自分がしたいことして、そして死ぬ、それが人生ってゲームでしょ?』
と言ってくれたことだってある
でも、もう心が手遅れな私にはその言葉の重さ
が分からなくなってしまっていた
好きなことも楽しめない
体が言うことを聞かない
人と話せない
視線が怖い
行きたくない
生きたくない
逝きたくない
そんな気持ちが交差して
まだ、生きてる
でも死にたくない
…ねぇ
お兄ちゃんならこんな、時どうするんだろう
名前の通り
明るくなる?逃げる?
どうする?
私は、結城だけれど
ユウキなんてひとつもない
感情、人権と一緒にどこかへ置いていってしまったみたいで
どこか
どこか寂しかった
物足りない
パズルのピースが足りない
私の人生も蛭子様のような人生に
なれない?
なんて考えても無駄
またね
私は勉強してくるよ
初めましての方は初めまして
桔梗。と言います
私、小説家になろう、と言うアプリを入れてるんですが
何故かアカウントが作成出来ないためこちらで
創作小説を書くのは…5回目ほどでしょうか
どうか、応援よろしくお願い致します
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