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次に目を覚ますと私の部屋で…隣では何故か翔陽が寝ていた
香澄)…しょう……よう?
呂律が回らない声で翔陽の名前を呼ぶと翔陽が目を覚ました
翔陽)かすみ……さん…?
香澄)んぅ……ごめん…寝てた……
体を起こそうとしたら翔陽に寝かせられ「今はゆっくりしてて下さい」と言われた
香澄)ごめん……
翔陽)良いんすよ!あ、リエーフから起きたら何飲みたいかって聞かれてたんだよ何か飲みたいの有ります?
香澄)飲みたいの…えっと……白湯…が、欲しいかも
翔陽)白湯?いいっすよ!少し待ってて下さい!
翔陽は飛び起きて部屋から走って出た
香澄)…!?いたッ…(すっごいズキズキするッ…うぅ”ッ…ぎゅぅ”ッて……絞られてるみたいッ… )
下腹部を抑え唸り声を上げていると誰かが部屋に入ってきた
??)香澄?平気か?
香澄)北…?ごめ、ん……うるさかった…?
体をまた起こそうとしたら寝かせられ「痛いんか?」と優しく聞いて来て思わず首を縦に振ってしまった
北)そうか…ごめんな、痛みを知れんくって……
香澄)ううん…その、迷惑かけてごめん……
しょぼんとした顔をして謝ると北に頬を優しく捕まれキョトンとしていると何回かキスをしてきた
香澄)んぅッ…ちょ…
北)ええやろ?ほれキスに集中しぃや
香澄)ちょッ…んッ…チュッ…チュッチュッ
北)どうや?
北が布団に手を入れて下腹部を撫でてきた
香澄)少しは…良くなった…かも?
北)ほんま?
香澄)ほんと、下らない嘘つくわけないでしょ…それに凄い暖かい…北は暖かいんだねぇ笑
私の下腹部を撫でている北の手を握ると北は優しく私の頭を撫でて来た
香澄)ありがと……北……
北)ええよ、おチビが帰ってくるまで傍に居ったるで
香澄)ん…
しばらくしていると翔陽が帰ってきた
翔陽)戻りました〜って…あれ北さん?
北)お、やっと戻ってきたか
翔陽)香澄さん起きれます?白湯持ってきましたよ
香澄)ん…
のそっと起き上がり翔陽が持っていたコップを受け取りフーフーと冷ましながらゆっくり白湯を飲む
翔陽)気持ち悪くないですか?
香澄)薬が効いたのか今は平気だよ、ありがと
翔陽)腹は?痛くないの?
香澄)さっきまでちょっと痛かったけど今は……( ゚д゚)ハッ!
2人)??
嫌な予感がしてコップを机に置いてからトイレにさささーっと引きこもり変える物を変えてまた部屋に戻った
翔陽)大丈夫か…?
香澄)平気平気!そうだ、今日のご飯はもう買っちゃった?
北)もう行った
香澄)そっか…ごめんけど…ご飯は…作れないかも……ごめんね…
北)平気平気、いつも頼んどるし
香澄)そう…?
コップを取ろうとしたら北に先に取られて渡された
香澄)あ、ありがと笑
北)ええよええよ
北に優しく頭を撫でられコップの中に入っている白湯を全て飲んだあと私はベッドに寝っ転がった
北)俺らはあっちの部屋行くけどええか?
香澄)ん…だいじょーぶ……
北)なら良かった、おチビちゃん行くで
翔陽)え?あ、はい!