**Start
_緑谷視点**
「緑谷、折り入って頼みがあるんだが…」
なんて轟くんが神妙な顔して言うもんだから思わず頷いてしまって
「う、うん!僕に出来る事ならなんでも言ってよ!」
「…!!本当か!」
途端にさっきの神妙な顔から一気に変わり綺麗な切れ長の目が思いっきり開かれ嬉しそうな顔をした
「うん、それで頼みというのは?」
「あぁ、お前と爆豪、たしか幼馴染だったよな?」
「え、あ、うん、それがどうしたのかな…?」
急に僕の幼馴染、かっちゃんが話題に出たので何かと思うと
「緑谷、俺は爆豪の事が好きだ。」
あぁ、なんだ、そんなことかぁ…
………ん?え?なに?
轟くんがかっちゃんのこと好き???
え、だって轟くんとかっちゃん仲悪いんじゃないの???いや、でも轟くんのインタビューの時の仲はいいです発言を考えるとかっちゃんが一方的に轟くんを毛嫌いしてるだけか……
「緑谷、どうかしたのか?」
轟くんの声で現実に引き戻される。
「え、あ、ううん!なんでもないよ!」
「それで、かっちゃんの事が好きなんだっけ!!」
「あぁ、好きだ。」
「それで、爆豪と恋仲になりたいんだがどうしたらいいと思うか?」
またまた衝撃的な発言を混乱している頭に投下されおかしくなりそうだ。
「あ、うん。アドバイスとかそういう以前に相談する相手なんで僕???」
純粋な疑問だった。ホントに。なんで僕??え、僕とかっちゃんの関係性知ってるよね??
「?だって幼馴染だろ?」
なんてさも当たり前かのように言うもんだから
「まってまって轟くん、僕かっちゃんに嫌われてるの知ってるよね?仲のいい上鳴くんとか切島くんとかの方がいいんじゃないかな??」
「あぁ。でも小さい頃から一緒にいるんだろ?なら緑谷の方が知ってそうだなって」
うーーーーーん。ホントにどうしよっか。かっちゃんと小さい頃からずっと一緒に居たけどかっちゃんに好きな人が出来た事なんて無いと思うし今は恋とかどうとかする暇ないっていう精神なんじゃないかな!!!
「あぁそう、、取り敢えず今分かってることはかっちゃん好きな人が出来た事ないんだよね」
「お、じゃあ俺が爆豪の初めてになれる可能性があるってことか」
どうしてやろうか この超ポジティブイケメンを。
「どうしたら爆豪に好きになって貰えるんだ?」
僕も知らないよ!!!かっちゃんを惚れさせるってLv1の勇者がLvMAXのラスボスに挑んでる様なもんだよ!!!それに轟くんは体育祭の件もあってマイナスからいくからものすごぉく苦労すると思うんだよね!!
「うーん……取り敢えず舐めプしなければいけるんじゃないかな!」
もうどうにでもなれと口を開く
「…??おぉ、分かった」
絶対分かってないよねその声色と表情
「取り敢えず爆豪と話したり対戦する時は全力でぶつかるな」
んーーーー、なんか違うけどもういいや!!
「うん、がんばってね!」
「ああ。明日から頑張る」
「じゃあおやすみ!」
「おやすみ、また学校でな」
といい轟くんは扉を開けそそくさと帰っていった
…………………いやこれホントに大丈夫なのか??
続きは好評だったら書きます(*‘ω‘ *)
ばいばい!!!
コメント
3件
ぇ、めちゃ好きです、 あとサムネ、?の絵が上手すぎて尊い、 続き待ってます、!
あの、どうしたらアプリを旧バージョンに戻せますかね…少し私には合わないみたいで…()