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ナギサノサナギ
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コメント
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ものすごくものすごくものすごく久しぶりの更新です。 サムネも昔の絵で下手すぎなので近々変えます。 応援してくださってたみなさん、ありがとうございました。これからも続きます😘
あ〜わかるわかる!学園ものあるあるだけど、でもやっぱ「またこの4人か…」の流れ、なんかくるよね笑 ショウくんのキスシーン狙いの“ひどー”発言も、タコ役で返すひよちゃんも、完全にいつもの空気感で安心する🌙 文化祭編も絶対事件起きそうだな〜って期待しちゃう。次の話もちゃんと読みに行くね🥀
「えっ、文化祭?」
「聞いとらんかったん?」
「そりゃあ」
「なんで得意げなんよ」
お昼ご飯、食堂でお弁当箱を広げて、向かい合って座る。
(みんながわたしの横を取り合って、最終的に全員がわたしの向かい側に座って、最後の晩餐みたいになってるのは御愛嬌。)
マナくんから衝撃的な一言が飛び出して、大きい声を出す。
「ひよちゃん、さすがにFJK浅瀬でチャプチャプすぎない?ヤダぁ〜」
意味不明なウェンくん。
「だって中学はそんなのなかったもん」
そっかぁ、文化祭か。
行事立て続けだなー。でも面白そう。
「あ、雛、ここにチョコついちゃってる」
「えっ、どこどこ」
ライくんのほうに顔を近づける。
すると、マナくんが手を出してくる。
「いやいや、ここは俺が」
「いーやオレだね」
「どうせお前、こうピッと取ってペロっとすんねやろ!わかっとるぞ俺は!」
「そんなキザなことするわけないじゃん」
「は?それは勿体ないだろ!」
うわショウくん声デッカ!
「みんなお行儀悪いよ?やっぱりこういうのはぁ、ほっぺ拭い取り一級持ってる俺がやるべきだよねぇ?」
宇佐美くんがぶりっ子をしながら参戦。
「なんやねんその、どこの誰によるなんのためかもわからん級は!」
マナくんによるツッコミが冴えわたる。
といった具合にみんなが戯れている間に、わたしはもうチョコ自分で取っちゃったよ。
鏡持っててよかった。
この人たちを置いて教室戻っちゃおうかなぁ。
・・・
「体育祭、おつかれさまでした。
えー、みんな疲れている頃かと思いますが、1ヶ月後ね、文化祭あると思うので、今からなにをするか決めようかなって思います。
では… …?
雛さーん、起きなさい。
おはよう。こういうときに寝ないように。
じゃあみなさん、なにか出し物の候補ありますか?」
お昼ご飯をたべたあと、日差しが優しすぎてねむくなって、ショウくんに起こしてもらうようにお願いしたと思ったんだけど。
時計を見ると、ちょうどHRの時間。
そしてそのまま視線をショウくんにスライドさせる。
頬杖をついたショウくんと目が合う。悪気のかけらも感じない。
「起こしてって言ったよね?」
「真剣に寝てるから起こせなくて〜」
真剣に寝ているとは?
「ん〜もう…次からはちゃんと叩いてでも起こしてよね…」
「えっ叩くなんて。るべちそんな怖いことできないよぉ〜」
「だからぁ…。」
嘘ばっかり。このぶりっ子タコすけ。
いろんな悪口が思いついたけど、静かにする。
次からはカゲツくんとかに頼もう…
そう考えて、不服ながらも黒板に目をやる。
まだなんも意見出てない。
文化祭かぁ…どんなのがいいかな。
「先生〜!オレ思いつきました」
「お、伊波くん。どんなの?」
「ピーター・パンの劇とかどうですか?」
「劇ねぇ。確かに面白そう。
だけど、ピーター・パンは著作権厳しそうかなぁ」
「…チッ」
え、いまライくん舌打ちした。
舌打ちしたよねこわい。
「じゃあリトルマーメイドどうですか?」
「アラジンとかどうや」
「は?アラジン?王道すぎでしょ」
「お前こそ、自分がタコやりたいだけやろ」
「星導くん、叢雲くん、落ち着いて。それピーター・パンとほぼ一緒だからね。ディ○ニーはやめておこう、一応」
「じゃあ赤ずきんとかどうっすか」
「おー、赤ずきん。小柳くんいい意見だね。じゃあ書いておこうか」
先生が、男とは思えない細い腕で文字を書き始める。
国語の先生だからか、謎に文字が行書だ。
「劇やりたいの?」
隣のショウくんにこそっと話しかける。
「雛が主役やってるのを見たいと思ってる」
「それどうせ、わたしの演技をからかいたいだけでしょ?」
「いやいや。雛がお姫様、俺が王子様役をやってキスシーンをやりたいだけです」
「ショウくんはタコ(悪役)役でしょ」
「ひどー」
ほんと、キスシーンとか、からかうのも大概にしてよね…
それにわたし、主役やっちゃうのはさすがに成金すぎ。ナシだな。
「これ以外に意見ないのかな?」
「ねえ先生、普通に赤ずきんじゃつまんないし、好きなようにアレンジしていいですか?」
「うーん…伊波くんが?」
「うん」
「実行委員やってくれるならいいですよ」
「ちょうどやろうと思ってたんですよ、実行委員。ぜんぜんいいっす」
「は?おい、それはだめだろ」
「なに、小柳くんもやりたいの?」
「…やってもいいっす」
「じゃあ小柳くんもよろしく」
「先生、俺とカゲツも実行委員やりたいんですけど」
「あー君らも?
うーん…またこの4人かぁ…
まあいいか。じゃあこの4人に任せていい?異議がある場合は挙手して」
…なんか嫌な予感。
でもこの空気じゃ手ぇ挙げづらいよ〜
「いいかな?
じゃあ次に決めないといけないのは…」
大丈夫、だよね?
またショウくんを見る。
目が合う。
ニコッとされる。
いやいや、ぜんぜん安心できない。
あと1ヶ月後…なんとかなってくれ〜涙