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WT金ブロ

nmmn

曲パロ(あの夏が飽和する。)

ちょいちょいアレンジが入ることがあります。

BL要素⭕️

死ネタ

本人様の関係ではありません

通報❌ヤメテ

誤字

意味不な事書いてるかもしれません


地雷の人は気おつけてください。






ワンクッション








ザザザザザザッ…🌧


kn「ぶるーく、俺…」



” 昨日 人を殺したんだ “

君はそう言っていた

梅雨時、ずぶ濡れのまんま

部屋の前で泣いていた。

夏が始まったばかりとゆうのに

君は酷く震えていた。

そんな話で始まる、あの夏の日の記憶だ。



kn「殺したのは隣の席のいつも虐めてくるあ       いつ…グズ」

kn「いいかげん嫌になって抵抗したら、階          段から落ちてあっさり死んじゃった。ポロ…

kn「もうここにはいられない。どっか遠いところで死んでくるよ。ポロポロ…」

br「え、待ってよきんさん」

そんな君に僕は言った。


br「それじゃぁ、”僕も連れてって”」

kn「着いてきてくれるの? 」

br「もちろん。」



br「とりあえず財布と暇になった時ようにゲームも持って行っておこ!」

kn「いる?」

br「いるよ〜!暇になるよりはマシでしょ?」

kn「まぁw、そうだね、あと、ナイフも持って行っておこ? 」

br「ナイフ? 」

kn「そ、死にに行くんだから持っておかないとでしょ?」

br「そうだね、持っていこ。」

br「じゃぁ、もうここには戻ってこないし、いらないものは全部壊していこ!」

kn「そうだね、壊そ。」



あの時撮った写真も、

毎日の苦痛を書き込んだ日記も

今となっちゃもう要らないね。



人殺しとダメ人間の君と僕の旅だ!



そして僕らは逃げ出した



br「こんな世界僕たちには狭すぎるよ!」

kn「ふふ、そうだね。」



この狭い狭いこの世界から



br「全てあそこに置いていこ」

kn「何にも分かっては聞いてはくれないあんな奴らは全部捨ててぶるーくと2人で。」



家族もクラスの奴らも

何もかも全て捨てて君と2人で



br「遠い、誰もいない場所で”2人で”死のうよ!もうこの世界に価値なんてない」

kn「うん、!“2人で”、ね?」

br(人殺しなんてそこら中に湧いてる。きんさんは何も悪くない。悪くないよ、 )




kn「結構俺ら誰にも愛されたことなんてなかった。」



そんな嫌な共通点で

僕らは簡単に信じあってきた



br「そうだね、でも僕はきんさんのことを愛してるよ?きんさんは?」

kn「俺もぶるーくのことは大好きだし愛してる。」

br「ふふw嬉し!」

ギュッ



君の手を握った時

微かな震えも既に無くなっていて



kn「俺線路の上歩くの初めて! 」

br「僕も!これから2人でもっと初めて増やしていこうね!」

kn「楽しみにしてるw!」



何にも縛られないで2人線路の上を歩いた。




kn「本当にやるの」

br「やらなかったらどうするの?」



金を盗んで



kn「やっちゃったねw?」

br「そうだねw!この調子でもっと初めて増やそ?」

kn「そうだねw!」



2人で逃げて

どこにでも行ける気がしたんだ。



br「今ならなんでも出来る気がする!」

kn「うそw!?」



今更怖いものは僕たちにはなかったんだ。



額の汗も



kn「お風呂入ってないから体ベタベタ〜、臭いかな? 」



落ちたヘッドホンも



br「あ、僕のヘッドホン」


kn,br「『今となっちゃもうどうでもいいよ』」

kn,br「『…。プッあはははw』」



あぶれ者の小さな逃避行の旅だ



br「アニメに出てくる優しくて誰にでも好かれる主人公ならこんなになっちゃった僕達も見捨てずにちゃんと救ってくれたのかな…?」


kn「そんな夢みたいな事あるわけないよ、だって現実をみて?俺達には”シアワセ”の4文字すらなかった!今までの人生でおもいしらされたじゃん、!」

kn「自分は何にも悪くないと誰もがそう思ってる!」




あてもなく彷徨うセミの群れに



ミーンミンミンミンミンミーッ


br「喉乾いたね?きんさん。」

kn「そうだね、」



水もなくなり揺れ出す視界に




警察「君たち少しいいかな?何をしてるんだい?」

br「ビクッ?!き、きんさん…コソッ」

kn「うん、走るよ…コソッ」

ダッ…!

警察「オイ!き、君たちな待たないか!待ちなさい!」



迫り来るう鬼たちの怒号に



br「き、きんさん!やばいよ!」

kn「ぶるーくちゃんと前向いて走って!」



バカみたいにはしゃぎあい



警察「もう逃げる場所は無い。」



ふと、君はナイフを持った



グイッ!

kn「来るな!こいつがどうなってもいいのか?」

br「き、きんさん?」

kn「助けてくれなかったくせに…」


kn「誰も助けてくれなかったくせに!何も聞いてくれなかったくせに!なんで今更!嫌い嫌い大っ嫌い!死ね!皆、皆死んじゃえ!

br「きんさん、僕のことも殺して、?」

br「僕も帰りたくない。僕にも何もない家族にも捨てられて友達も誰もいない僕には何もない。」


br「きんときしかいらないから。」


br「だから連れていって」



kn「……ぶるーくがいてくれたからここまで楽しい旅ができた。ありがとう。」

kn「だからもういいよ。」

br「ね、ねぇ何が?」

kn「もういいよ。ぶるーくは生きて生きて生きそして死ぬ。幸せになってね!」

ドンっ!








 









” 死ぬのは俺1人でいいよ。”















そして君は首を切った。

まるでなにかの映画のワンシーンだ。

白昼夢を見ている気がした。

気ずけば僕は捕まって。

君がどこにも見つからなくって、

君だけがどこにもいなくって…….。
















そして時は過ぎていった

また暑い暑い日が過ぎていった。

家族クラスの奴らもいるのに、

何故か君だけがどこにもいない。




あの夏の日を思い出す。

僕は今の今でも歌ってる。

君をずっと探しているんだ。

君に言いたいことがあるんだ。




9月の終わりにくしゃみして、

6月の日をまた繰り返す。




君の笑顔は、

君の無邪気さは、




頭の中を飽和している。

誰も何も悪くないよ、

君は何も悪くないよ、

もういいよ。

『投げ出してしまお!』




そう言って欲しかったのだろうな…。













『きんさん…..あいたいよ…。』


























終わり…。









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