次の日、あたしは思考停止状態のまますっきり爽やかに目覚めた。珍しく髪型も一人で綺麗に決まって、朝ご飯もちゃんと食べて学校へ向かう。
一限、二限を特に問題なくこなし、三限目の数学でぼんやり黒板を眺めているとき、ポケットの中でスマホが震えた。
机の下で確認すると環からのメッセージだった。
『今日は学校に来ている。放課後、部室に顔を出せ。よろしく、おねえさま』
おねえさま、という文字を目にした瞬間、止まっていた頭が唐突に再起動した。
「……というわけで、問い5はこの公式を用いて……」
「ちょっと待って!!??」
思いっきり大声を上げて飛び上がったあたしに、教室中の視線が集中した。黒板を向いていた先生が一拍遅れて振り返る。
「どうした~雲竜。説明分かりにくかったか~? もう一**********************
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