リクエストいただいた「人形」の続きです
リクエストしてくれた方ありがとうございます( ´ `* )
※n/m/m/nです。苦手な方はご自衛を。
あの日から、誰かに触られる感覚はなくなった
良かったと思う一方、なんだったのだろうと疑問に思う
だが俺は、その疑問に関係ありそうなことを突き止めていた
あの日、fjが部屋に入ってくる時放った言葉
「人形が届いてたんだけど」
俺はパニックでその事に反応できなかったが、よくよく思い出して考えてみるとおかしいよな
何故人形が届いたのか、一体誰から送られたのか
その人形は今どこにあるのか
まあ人形が直接関係してるのかは分からないけど、調べて損は無いだろう
俺は今日、それを調べることにした
まずは人形の居場所だな
実はあの日以来少しずつ探してたんだけど見つからなかったのだ
だけど、探していない場所が1つあって
fjの部屋なんだよな
都合のいいことに今日fjは外出している
俺は笑みを浮かべた
さて、fjくんの隠し物を見つけてやろうか
ガチャリと扉を開け薄暗い部屋に入り電気をつける
綺麗に片付いていて一見何も怪しいものはないように見えるが、俺の目は黙せない
前入った時にはなかった箱がぽつんと隅に置かれている
みっけ
箱にゆっくり近づき、その場に座る
ガムテープが貼られているのがfjらしい
怪しまれないようにか
どこかにハサミはないかと見渡すもそれらしきものはなく
仕方ない、手でビリビリとテープを剥がしていく
中をそーっと開けると、布のような物が被せられその下に何か入っているようだ
これだと確信した
布を手に取り退かすと、その下に、人形…というかぬいぐるみみたいな物が入っていた
どこか俺に似ている…気がする
あれ、やっぱりあの時fjが言ってた…
その瞬間俺は全てを理解した、何故かは分からない
突然届いたこのぬいぐるみが、どういうことか俺のあの謎の感覚と繋がっているのか…?
ぬいぐるみを触っていた手が下に行った時
ky「あっ、…」
!?
え、な、なに
なんか、気持ち…よく…
…なるほど
この一瞬で理解する俺の脳に驚く
やはりこのぬいぐるみ、俺の体と繋がってるのか
どういう原理なのかは知らないが、そうと分かったらもう何も怖くない!
ていうか、fj…こんなもの隠して何するつもりだったんだ
これは後で問いたださないとな?
fj「ただいまあー」
用事が済んだのか、思ってたより早く帰ってきたことに驚きつつも、人形を持って玄関に向かう
ky「fj」
fj「あれ、お出迎え?珍しいね〜」
嬉しいなあとにこにこしながら俺の頭を撫でるfjにイラつきつつも、目的を見失わないように
ky「これ、なに」
人形を両手で持ちfjを睨むと、fjは笑顔を消した
え、こわ、なに
予想外の反応に驚き身体を強ばらせる
なんか雰囲気…
ky「あ、の…fj?」
顔を覗き込むも反応はなく
え?なにこれほんとに
こういうのって、俺が悪いことしたみたいに思っちゃうから、なんかやだ…
なんでもいいから喋れよ…
ky「fj…あの、これ…」
謎に不安な気持ちが襲ってきて人形を抱きしめる
俺の体と連動してる為、誰かに抱きしめられてる感覚がする
なんだこれ…
嫌な静寂が流れ出す
居心地の悪さに顔をしかませながらfjを見ていた
すると、fjの口角が少し上がって
fj「バレちゃった」
呟いたかと思うと逃げる隙もなくfjに抱きしめられ、驚いた拍子に人形を取られてしまった
ky「あ、わ…っ、fj!」
取り返そうと手を動かすと腹をまさぐられる感覚がした
fjが人形を触っていたのだ
あの日のことを反射的に思い出し狼狽える
感覚は上の方に上がっていき、ゾクゾクと身体が震える
ky「や、fj…」
驚くほど弱い声に抵抗の意思はなく、されるがままに快感から耐える
こんなのずるいって…なんで…
fjの足に縋り付くようにしゃがみこむと、羞恥心やそれに近い感情が溢れ出てきた
目頭が熱くなって、それに伴い涙が流れる
泣いて辞めてくれる優しさなんてコイツにはない
最中もひたすら至る所を触られて身体はおかしくなっていた
…人形なんかじゃなくて、俺のことを触ってよ
気づけばfjに抱きついてキスをしていた
一瞬驚いたものの、すぐに余裕を取り戻し舌を絡めてくるfjに腹が立つ
キスだけでいっぱいいっぱいなんだ、こっちは
fjの首に腕を回して身体を支えながら、角度を変えて何度もキスをする
頭が蕩ける…は言い過ぎだけど、本当にそんな感じで、fjのこと以外何も考えらんない
自然と腰が揺れるのを自覚してるけど、恥ずかしいけど、こんな状況じゃ誰もがそうなるはず
fj「集中して」
fjの低い声が耳から脳に響いて木霊する
なんか、くらくらしてきた…
頭がぼーっとして、息が上がって苦しくて、でもどうしようも出来なくて混乱する
ぼろぼろ零れる涙に気づいたのか、fjはキスを辞めた
fj「どうしたの?」
優しさと欲情したような声で問いかける
答えたいのに声が出ない
fjの服をぐいぐい引っ張って、自分でも何を伝えたいか分からない意思表示をする
fj「…」
数秒考えるような顔をして、俺を見つめた
何か伝わったのか…?
ひょい、と姫抱きをされて驚いていると意地悪に笑うfjの顔
fj「ベッド行こっか」
理解した
その瞬間身体が熱くなる
待ってまさか…
ky「あ、ん、んぁ…っ、fjぃ…♡」
fj「んー?なに、気持ちいいの?」
楽しそうにして、動きは止めずに快楽を与え続ける
ゆるゆるとした律動の中に、奥まで突き上げてくるタイミングが合って、その度に恥ずかしい声が大きくなる
ky「はぁっ、きもち、…あ゙っ♡」
突き上げられると、お腹の奥がきゅうってなって、頭がちかちか光る感覚に陥る
それすら気持ちよくて、もう何回イったかわかんない…
fj「ふふ、可愛いよ」
耳にキスをされ、頭を撫でられた
あ、だめ…っ
ky「あっ、ぁ〜〜♡」
視界がフラッシュバックしたと思うと、下腹部から込み上げてくる感覚
脱力感と射精の余韻で頭がふわふわとする
ぼーっとfjを見つめていると、にこっと微笑んだ
fj「まだ終わりじゃないからね」
ああ、そうだった
こいつ絶倫だ…
人形はkyの部屋に厳重に管理されてます
fj「自分で触って気持ちよくなったりしてん「は??」
fj「なんでもないです…」
ご期待に添えていますように…(;-ω-)
いつでもリクエスト募集中です!😊