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コメント
1件
深夜テンションで書いたやつだから期待しないでね🫠
◾︎初めに
私はバカです。もう一度言います。バカです。
星や地球の運動についてほとんど知りません。ご承知ください。
原作との解釈違いや、変更点があります。オチがないお話です。それでも良い方は
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本を出版する為に印刷機を作った
部下に頼み協会正統派から本を奪還して貰った
実物では無かったが、少女から本部の内容を聞いた
少女はこの本でお金儲けをしようとし、此処に来る為本を燃やしたらしい
本が売れたらその2割を少女に与えるという提案を求められたが、印刷機を貸すという提案で納得してもらった
彼女は信念の強い人だった。まるで昔の私のような
彼女は最初の言葉を少し詰まらせたが、淡々と本の内容を話してゆく
私は机に向かい、ペンを走らせる
そこにはかつての古い友人が居た
姿は見えなくても、確実にすぐ側に
「…やっぱり、文字は奇跡ですね」
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小屋に帰り再び椅子に腰をかける
1晩書き続けたからか、いつの間にか目の前に暗闇が訪れた
再び目を覚ますと目の前には青く澄んだ空が広がっていた
体を起こすと広い地平を見た
「此処は?」
当たりを見渡すが、何も無い。あるのは山と大地と空だけだった
「…この場所」
思い出した。かつての友人と空を見に来た場所だ
「懐かしいな、だがなぜ此処へ?」
私の最後の記憶は机に出されたペンとインクだけだ。いつの間に、?
「…いや、今考えるのはよそう」
「これも何かの縁だ。久しぶりにあの街に…私の人生を変えた第2の故郷に帰ろう」
私は地を踏みしてめ歩き出した
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私は森の中を迷いなく進んだ
この道は何度も通っていた
25年前、私は14歳だった
あの時私は…私達は地動説に出逢った
そして今、あの日友人達が成し遂げられなかった事をやろうとしている
あの頃は魔女だ、女だと皆と同じ学びが出来なかった時。ずっと疑問だった。
何故女だからと言う理由で学べないのか。
でも、いつしか自分から成果は男に譲るようになっていた
それでも私を認めてくれる人達は居た。だから今の私がいる。この人生に悔いは無い。
“女”ではなく、”研究者“として見てくれたあの人達には感謝で頭があがらない。それと同時に自分を恥じた。
折角”研究者“として接してくれる人達がいたのに、自分から”女”だからと一線を引いてしまっていた。そんな自分を恥じた。
だが、そんな経験があったからこそ、私は異端解放軍の組織長をやっている。
自分を”研究者“として見てあげたい
そして、もう一度彼らに会えるならば…
そんな事を考えていると賑やかな声が聞こえた
ふと顔をあげると、街があった
私が過ごした街だ。
あの頃と売って変わらぬ賑わいがその場の空気を和ませる
ーどういう事?ここはとうに廃村になったはずじゃ…?
いや、これは夢なのかもしれない。
よくよく考えれば矛盾が多すぎる
そうだ、きっとそうだ と、自分の胸に言い聞かせた
「…折角なら少し歩こう」
私は真っ直ぐ歩き出した。
街を巡った。行きつけの酒場、ピャスト博の図書館、研究所…やはり25年前のままだった
すっかり空が赤く染まった頃、掲示板が見えた
忘れもしない、初めて彼らと出逢った場所
懐かしんでいると声が聞こえた
「あの~」
ー!