はじめに
・この作品はcishpです
・実在する方のお名前をお借りした作品になります。ご本人様とは一切関係ございません。
・腐向け作品、nmmnとなっております。こちらが苦手な方、理解のない方は閲覧をご遠慮くださいますようお願い致します。
・素人の書くものですので口調等おかしなところがあるかと思いますが、目をつぶって頂けますと幸いです。
・解像度鬼低です。
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shpたすけて
かぜ
その文字が俺のスマホに映し出された
送り主はciだった。
過去にも助けてとメッセージが来たことがあったが今回は文面からみて相当体調が悪いと俺は推測し急いで準備をした。
なにか買って行ってあげたかったがまずは彼の様子を確認しなければど思いできる限りバイクのスピードを上げた。
ciの家に着いてインターホンを押そうかとも思ったがわざわざ彼を歩かせるのも良くないと思い前に貰った合鍵を有難く使わせてもらう
「おじゃましまーす」
「ci〜?」
何となくわかっていたが返事はない。
リビングに彼の姿はなく寝室に入れば辛そうにベッドの上で布団にくるまっている彼がいた
「ci〜、起きとるか?」
「s゛hp……?」
「おん、shp。」
ひとまず彼の意識はきちんとあるようで一安心。一応彼の体温を測るために彼の腕を動かそうと触れば尋常じゃなく熱かった
相当辛いだろうななんて失礼だが他人事のように思ってしまった
ピピッ
「38.7…!」
「んぇ〜おれそんな熱あるん〜?」
「おん、とりあえず安静にな」
そういえば今の彼が食べれるものを何一つ買ってきていない。
ご飯を食べなければ薬は飲めない。
一旦買い出しに行こうかと立とうとした時俺の上着が弱々しい力で引っ張られた
「ん……?」
「shp行かんといて……」
「でもスポドリとか買ってこなあかんねん」
「おれが寝たらでええから」
「寝るまででええからここおってぇや……」
「……」
いつもの俺を甘やかすかっこいいciではなく完全に寂しがり屋モードのciに俺は不覚にもときめいてしまった。
正直かわいい。
これでは買い出しに行けないでは無いか。
仕方ない彼が寝るまでだ、と言い訳をしてベッド脇に座る。
「わかった」
「俺はずっと隣おるからゆっくりねぇや」
「ん、ありがとぉ……」
これは俗に言う母性をくすぐられると言うやつか、甘やかしたくなってしまう。
無意識に彼の頭に手を持って行ってしまい彼の柔らかい毛を撫でる
「ん…shpがなでてくれるのめずらしぃなぁ…」
「辛いやろーから気ぃ紛れるかなぁおもてな」
「うん、ねるまでおねがい」
そんな会話をして数十秒後に寝息が聞こえ始める。
彼が寝たことを確認して俺は買い出しの準備を始めた
少し顔が強ばっているから相当辛そうだ。
なるべく早く帰ってこよう。そう思い家を出た。
ci side
頭がガンガンする。
頭の痛さに耐えきれなくて重たい瞼を開ける。
「shp……?」
寝る前にいたはずのshpの姿がなかった。
当たり前だ、彼は買い出しに行ったはずだから。
でも頭痛と熱とでいっぱいいっぱいな俺はそんなこと覚えてるはずがなく何を思ったのか俺は捨てられたと思ってしまった
「うぅ……shpぃ……いややあ……、!」
「おいていかんといて……」
大の大人が泣きわめいて情けない。
だけどshpがいなくなる事が本当に嫌で辛くて怖くて、なんて弱音を吐いていたら玄関の方から音がした
「ただいまー」
「起きとるかci〜?」
「shpッ……!」
shpが帰ってきてくれたことが嬉しくて風邪なんかどうでも良くて頭が痛いのに目眩がするのに俺はベッドから出てshpの方へ向かった
「ちょ、ciお前熱高いんやから出てきたらあかんやろ!」
「shpぃ……」
彼氏側の俺が泣いてshpに抱き付く、なんてダサくて情けないのだ俺は
「えぇ、泣いとるんか……」
「すまんな、俺いなくて怖かったな」
「うん……」
「もうどこにも行かへんからもっかいベッド行こか」
「……ほんま?」
なんか、信用したいのにしきれなくて
shpのことだから嘘は絶対つかへんし、恋人やから普段はお互い信用しきってるのに風邪で脳が働かなくて良くない方に持ってかれて全部が嘘に聞こえて申し訳ないななんて思ってしまう
「あー、、キッチン行ったりとかはどっか行く判定?」
「……」
「ちゃんとciに伝えてから行くから安心せぇ」
「俺がci置いてくとかありへんねやから余計なこと考えんな」
「うん……」
なんで彼はこんなに優しいのか
正直shpの優しさに少し目を濡らしてしまった。
今の俺は情緒が相当不安定だ、面白いほどに
そんな俺に愛想つかさず真正面から答えてくれる彼に想いが溢れ出てくる
「とりあえず、お前は薬飲んで寝ろ」
「寝てる間にお粥作ってくるから」
「ありがとぉな」
「shpだいすきや」
「急になんや」
「俺もやけど」
これだけ世話をしてくれる彼が嬉しくて愛しくて可愛くて好きで好きでたまらない。
口から溢れ出た愛はお揃いみたいだ。
shp「なんて日もあったなぁ笑」
ut「お前可愛ええとこあるやんけ笑笑」
ci「ほんまに恥ずいんやけど…」
「助かったけども、」
ある日軍団で飲んでいれば何故か分からないけど俺が寝込んだ日の話になった。
ほんまに恥ずいねんけど!!!
記憶から消したいレベル!!!!!!
ut「おま顔赤すぎやろ笑」
ci「ほんま記憶から消してくれ……」
shp「草」
でもあの時の馬鹿な俺はほんまに捨てられたと思ってしまって絶望したなぁなんて半分呆れて思い返す
もしほんまに捨てられたとしたら……?
そんなことない、と思う、、
否定しきれへんのが不安な証なんやけどな
なんて考えていれば
shp「まぁ、そう簡単に捨てへんから安心せ」
ci「……!」
「shpぃ〜泣」
shp「お前が酒にでも酔って他の奴と一線超えなければの話やけどな笑」
ci「もう酒飲まへん…」
shp「また一線超える自信はあるんや」
ut「草」
なんてふざけながらも俺の不安をかき消してくれる愛しい恋人。
こいつが居れば俺はなんだっていい。
いや、こいつが居らなあかん。
ci「shp大好きや」
shp「えっ、、」
ci「え、もしかして嫌い?」
shp「いや、、、、すき」
可愛い!!!!!
はぁぁ〜……
ci「お前ほんまかわええ……」
ut「いや俺の前でイチャつかないでもらえます?!?!」
ci「忘れとった」
ut「えっ」
「shpはそんな事言わないやんな」
shp「忘れてましたわ」
ut「shpぃ〜、、!」
コメント
4件
いやぁぁぁぁぁぁぁ!!好き
待ってましたぁぁぁぁぁ まじで神作過ぎます(T^T)