皆さんこんにちは
今回は私の🌈🕒️ENの推しレンゾットくんです。声、容姿、言動すべてがかっこいいのに可愛い動物大好き(でび様、ルンルン、柴ちゃんなど)あと歌、楽器上手すぎ。爽やかなのに色気ダダ漏れなスパダリ王子様です…知らない方ぜひ切り抜きとか見てほしい✨️
作中に出てくる『』部分は英語です。
剣持side
ガチャ
「わっ」
会社の廊下を早歩きで歩いていると突然、真横のドアが開いて思わず声をあげる
開けた本人もまさか目の前に人がいるとは思わなかった様子でみるみる目が見開かれた
「Oh!けんもちセンパイ!はじめましてレンゾットデス!」
僕の顔を認識した途端ぱああああと顔を輝かせ人懐っこい笑顔を見せたENの後輩
ちょうど、にじフェスの関係で日本を訪れている海外勢も多いので彼がここにいてもなんら驚きはない
レンゾットさんは海外の人らしく挨拶の握手をしようとして『しまった!』というわかりやすい表情を作った
なぜなら
「うぉーい、ぷよぷよエイリアンどうしたぁ〜?…あれっ?あごじゃん」
「あ〜けんもち先輩こんにちは!ご無沙汰しておりますっ」
「あ、ほんと剣持さんだ。お疲れ様で〜す」
上から、でびでびでびる、ルンルン、黒井しば。がぬいぐるみよろしくレンゾットの腕に並んで抱えられていた
なんだここは、モフモフの楽園か?
「は、はじめまして。てか君達どういう状況?」
「じょ?…ん〜ゴメンナサイ。おれ、かんたんのニホンゴしかわかりません」
「えっと…じゃあ、なにしてるの?」
通じたのか再び満面の笑みで「みんなとゲームしてマス!」と返ってきた
ちらりと覗いたドアの向こうには『マリオカート』のゲーム画面。
「でびさまが喉が渇いたと仰られたので今からみんなでコンビニに行くんですよっ」
ニコニコと補足情報を語ってくれるルンルン
「そうなんだ。」
3匹抱えて?
本人は満足そうだし180はゆうに超える長身の彼なら器用に買い物もするのかもしれないけど
「1匹置いていけば?買い物できなくない?」
レンゾットを含めた全員が悲壮な顔で見つめてきたので僕がついていく事で落ち着いた
「ありがとゴザイマス。けんもちセンパイ」
「いや、大丈夫ですよ。僕もちょうどコンビニ行くところでしたし」
でびでびでびると黒井しばはレンゾットさんが、ルンルンは僕がそれぞれ抱えてコンビニを出る。
長身の外国人男性と日本の男子高校生がそれぞれ可愛い生き物を抱いて歩いている姿は、なかなかに注目の的だった
主に女子高生からの視線が熱く、なんとなしに付いてきてしまった過去の自分を殴りたい
意図せず『媚び』を振りまいてしまった事への疲労感が拭えない
「Uh…えーと、けんもちセンパイは…あー」
伝えたい日本語が出てこないのだろう、もどかしそうに頭を振るレンゾットさん
ここで隠すのも意味わからないし僕は多少英語が出来る事を話した
『英語で大丈夫ですよ?一応日常会話くらいなら出来るので』
『Wow!本当に!?嬉しいです。俺の日本語はまだまだ赤ちゃんレベルだから皆とあまり話せなくて寂しかったんだ』
『伝えたい事を上手く伝えられない時期って辛いですよね』
「あごが、英語しゃべってる…」
「剣持先輩しゅごい」
「すごいねぇ〜」
驚愕、尊敬、称賛の視線が下方から突き刺さる
嬉しいけど…でびでびでびるよ、その文面だけ聞いたら怖いからやめなさい
『 I can’t believe it…すごいよ…!俺今、あのマリカ杯を主催してた先輩とマリカしてる!』
「あははっ」
キラキラした眼差しで興奮気味に叫ぶレンゾットさん。素直な人だなぁとこっちまで嬉しくなる
コンビニから帰ってきてせっかくだから一緒に遊ぼうと誘われ現在みんなで絶賛マリカ中だ
「うぉっ!ちょっ…ぷよぷよエイリアン!?僕に赤甲羅投げたりしないよねー!?」
「ゴメーン!でびさまー!」
「あ”あああああああ!」
「「「あはははははっ」」」
愛ゆえにでび虐まで行うレンゾットに皆で爆笑し時間も忘れて遊びまくった
『あ!そうだ剣持センパイ。俺オーストラリアのお土産あるんです』
『えっ』
ゲームが一段落ついたところで思い出したように立ち上がり、近くに置いていた旅行カバンらしきものをガサガサと漁りだしたレンゾットさんは『あったあった!』と何かを見つけて引き返してくる
僕のもとまできて目の前でしゃがむとニッコリ笑いかけられた
『センパイ、目をつむって口開けて下さい』
『え…こ、こう?』
軽く目を閉じ、言われたまま口を開ける
するりと何故か顎を触られる感触
いや、まて…これって所謂「顎クイ」なのでは!?
ぽいっ
慌てて目を開こうとした瞬間、口の中に何かが放り込まれた
それは甘くてほろ苦い
「チョ、チョコレート…?」
『Yes!…おいしい?』
「っ…!ふぁい」
外国の大人の色気たっぷりに笑いかけられ思わず真っ赤な顔で狼狽えてしまう
『ふふ…良かった』
「ふあああああ!ちょまは!ちょまは何も見ておりませんっ」
「ぷよぷよエイリアン!おま…あごに、ちゅーするかと思ったぞっ」
「一部のお姉さん達が大騒ぎしそうだねぇ」
僕は外野の茶々に耐えられず頭から煙を上げショート寸前
『あれ?日本では食べさせてもらうのが流行ってるんじゃないのかい?』
『誰がそんなことを!?』
『この前、レオス先輩にせがまれてやったんだけど…違った?』
『レオスぅ…』
何をやっているんだ、あのマッドサイエンティストは…。
『今日は、とっても楽しかった。』
スッと片手を取られ軽く手の甲にキスされる
まるで、おとぎ話の王子様だ
自然な動作すぎて拒否する暇もない
『また俺と遊んでくれますか?』
目を細めて笑み、じっと見つめてくるイケメンにわなわなと震えながら渾身の大声を放った
『No thank you !!!!』
おわり
剣持は英語が出来るので、ぜひEN勢と絡んでほしい
でも自分英語話せます!みたいなのは格好悪いって思ってそう。あまりENと英語で話す機会を作らないようにしてる気がするんですよね〜
どうしてもってわけじゃないだろうし、いつか絡んでほしいなぁ…。
【補足情報】
でびちゃんがレンゾットを『ぷよぷよエイリアン』と呼んでいるのはぷよテト大会で、でびちゃんから付けられたあだ名です。
ちなみにレオスあーん事件も実話です(興味ある方調べてみてね)
すげーよレオス…。
コメント
2件
超久しぶりの!!!!ありがとうございます!!!!てぇてぇわ……