五条「夢主!!これやるよ!」
○○「ほんと!?ありがとお!!」
幼馴染から元気よく渡されたのは1輪のたんぽぽ
人から貰ったものが凄く嬉しくて幼いながらにその人が好きだった。
小学生になるとその人は莫大的にモテていた。
女の子と話してると負けじと話しかけにも言った。
その人が何をするにも着いて言ったり言わばひっつき虫だった。
何も言われないし、私だけ優先的にされていたからこれが両思いなのかとも思って浮かれていた。
中学に上がればモテるのは相変わらずクラスも離れてしまって話すことも無く、心の距離と共に自身達も離れてしまった。
中学2年生になる頃には年上の美人の先輩をとっかえひっかえしたりと、正直あまりいい噂は流れてこなかった。
自然と好きは薄くなっていった。
五条「好きです。付き合ってください。」
だけど突然、その人から告白された。何を思っての告白か分からなかったけど、好きは薄くなったって言っときながら多分未練タラタラだったんだろう。
断る理由もなく付き合った。最初の1週間ぐらいはしっかりカップルをしていた。
だけど、浮気をされるようになった。しかも、毎日のように違う女の人。
別れ際に言われたのは「女として見れなくなった」だし、思い返せば思わせぶりな態度ばっかされてたな、なんて。
別れた後はお互いに連絡も会うことも一切無くなった。高校お互いどこに行くかなんて全く知らなかったし。
知る気もなかった。高校に上がればあまり普通の学校では無いとこに行った。
だけど、そいつが私の前にケロッといるのはなぜ?
五条「よぉ、久しぶりだな」
○○「…は?」
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡100