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どうもあるぶです
この作品の写真と詳細ちょっと変えてます
どうぞよろしゅう
7話のアフターストーリーです
ふまもとです
よにのあります
自衛どうぞ
れっつごー
Mtk side
最近ふまくんの帰りがおそい
同棲を始めて最初の方は早めに帰ってきてくれていたのに
仕事が忙しいのも分かる
でも
予定時間をめっちゃ過ぎても帰ってこない!
寂しいし、なにより心配なんだ
だから僕はニノさんに電話することにした
「もしもし、ニノさん?」
「、、、やっほー、もとぅーきーじゃん、どしたの」
「あの、、ふまくんと最近会いましたか?」
「風磨?あー、、昨日会ったね 」
昨日、、昨日も帰ってくるのは遅かった
「どーかしたのー?」
「、、最近帰ってくるのおそいんです。どうかしたのか不安になって」
「えー、昨日は早めに帰ったよー。なんか、用事あるっていって。元貴との約束じゃないの?」
、、、え?
昨日は何も約束していない
していないどころか、遅すぎて心配しているのだ
「、、、あ、昨日はスタッフの女性と帰ってたかも、、、」
ニノさんはさらに爆弾をふらしてきた
、、女性?、、もしかして、、、
そう思って、首を振る
ふまくんに限って、そんなことする訳、、、
でも、、
「、、、風磨のこと、こっそり見とくねー」
何もしゃべらない僕を察してフォローをいれてくれた
「、、今日帰ってきたら、話してみます」
「うん、頑張って 」
そう言って電話を切り、玄関へ向かう
いつも帰ってくる時間より何時間も前だったが
僕は玄関に座り込んで、ふまくんの帰りを待つ
ふまくんの隣にいれるその女性のことを考えてしまう
こんな時でさえ、その人に嫉妬する
ふまくんの隣を歩くのは、抱きしめられるのは、キスできるのは
僕だけであってほしい
「、、、僕だけが、こんなに好きなの、バカみたいじゃん」
帰ってきてよ
早く
Hum side
最近元貴が、好きっていってくれない
忙しいのは分かっているが、言って欲しいのは仕方ないだろう
「今日も付き合って貰っちゃってごめんね」
「いえいえ!菊池さんと大森さんのためならよろこんで!」
今、俺はアクセサリーショップに女性と来ている
、、浮気だって?
違う
この人に対してそんな感情は一切ない
それに、この人も俺に対して頭に微塵もないだろう
この人は
「大好きな大森さんにプレゼントされるものをアドバイスできるなんて、光栄です!!」
、、、そう
めっちゃJAM’Sなのだ
それも元貴が推し
、、、まあ、あんなに可愛くてオタクがいない方がビックリだ
てなわけで、この女性にアクセサリーを選ぶのを手伝って貰っている
元貴にプレゼントをしたいのだが、まだ会って月日が浅いため、何が好きなのかいまいち分からない
でも、好きな物を聞くのはダサい
だから、アドバイスをもらうことにした
そのため毎日のように色んなアクセサリーショップを回っている
“とあるもの”がほしくて
まあ
てなわけで
プレゼントを探しながら
元貴に嫉妬してほしいわけです
こっちが本音なんだけど
「、、早く、嫉妬してくれないかな、、」
そう思いながら
元貴にアクセサリーを選ぶ
大好きな子を考えながら
Mtk side
玄関にいて3時間がたった
長い、長い時間
僕はふまくんのことしか考えてないのに
ふまくんは違う人のことを考えているだろう
その事実に
横にいる女性に嫉妬が抑えきれなくて
ふいに涙が出る
自傷にはしらないだけいいだろう
そして僕はまた君を待つ
ガチャ
「ただいま、、、って元貴?」
「ふまくん、、、おかえり」
やっと帰ってきた
「おかえり」
帰ってきた事実が単純な僕を嬉しくさせて、ふまくんに抱きつく
そのとき、
「、、、何この匂い」
ふまくんから知らない香水の匂いがした
「あー、一緒にいた女の子のかも」
そう言って笑う君
ここで、僕だけ見ててって言えたらどれだけいいだろう
でも
嫉妬したって言いたくなくて
つい意地をはってしまった
「そう」
「ふまくんは、その女性の方が、好きなんだね」
そう言ったら
ふまくんは目を見開いた
「ちょ、、もとき!」
ふまくんの制止を聞かず
外に飛び出る
流れた涙を悟られないように
行くあてもなく走り続ける
「、、、ばか」
Mtk side
まだ外は寒く、風が体を冷やす
どれもこれも、ふまくんが、悪い、、
わる、い、、
、
いや、
駄々っ子な、ぼくのせいだ
ふまくんはぼくだけのものじゃないのに
申し訳なささと、寂しさで涙が零れる
「ヒック、、ウゥ、、グスッ、、」
夜の公園で
ただ泣き続けるぼく
タタタ
タタタタタタ
タタタタタタ!!
「元貴!」
ギュッ
「、、へ?、、グスッ」
「さがした、、、やっと見つけた、、」
ふまくんは息を切らしながら僕をバックハグする
冷えきった体に、ふまくんのあったかい体が触れる
「ごめん元貴。女性といたのは、、その、、理由があって、、」
「、、なに」
「これ」
カチャ
「え、、?」
「元貴に似合うとおもって、、」
そう言われてふと下をみると
僕の首にはふまくんの色の紫がはいったネックレスがあった
きれぃ、、、
「それ、探してて、女性といたのは、その人JAM’Sで、元貴の好みしってたから、、」
あ、その人既婚者だから!と笑う君
僕のために、、
そう思うと顔が熱くなってくる
「、、ありがと」
「でも、、」
「でも?」
「僕、以外の、、人といるのは、、嫉妬した」
僕は、ふまくんだから、甘えられる
ふまくんだから好きなんだ
ギュー
ふまくんがいる方に体をひねらせ、抱きつく
「、、すき」
「、、!やったぁ、やっと、言ってくれた」
、、?
え?
「元貴が好きって言ってくれないからちょっと寂しかったんだよ?」
ふまくんは僕が好きって言うのをまってたってこと?
、、僕はこんなに好きなのに、、、!
「、、、すき!だいすき!もう僕の隣から離れちゃだめだからね!」
恥ずかしいという感情も忘れ、ただ愛を叫ぶ
「ふは、可愛い。ありがと」
「お家帰ろっか?」
「、、帰る」
「何か買って帰る?」
「、、やだ。イチャイチャしたい」
「はは、じゃあ早く帰ろ」
ふまくんは泣き疲れた僕を背負ってくれる
くれたネックレスが音をたてながら
大好きな人の背中で眠りについた
おまけ
「風磨」
「ニノさん?」
「元貴泣かせんなよ」
鬼の形相で仁王立ちするニノさん
俺は自然と正座する
「絶対泣かせません」
「よし」
短くてごめん、、🫠
コメント
5件
見るの遅れた💦 これ最高ですまじで笑 ありがとうございます😭
いやーーー!!あるぶさん‼️ 更新ありがとうございます!!! 実は私も風磨くん×元貴くん大大大好きなんですよ😽💖💖 ちなみにニノさんとの絡みも大好きです🙋🏻♀️ 本当に毎回毎回あるぶさんの設定がドンピシャで見てて楽しいです👀 次回も楽しみにしてます🥹🫶🏻