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shk受け短編集

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shk受け短編集

2 - knshk 歪み

♥

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2024年02月29日

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はい!メモのやつコピペしてきました!

今回は長いです。ごめんなさい!!

一応軍パロで シャークんは前線専門、きんときは医療専門って感じです。


⚠注意

・wt様の二次創作です。

・ご本人様の口調などちゃんと捉えられていない部分があります。

・ご本人様と関係はございません。迷惑にならないようにしましょう。


注意点をふまえたうえでどうぞ



shk視点

森の中の小さな家。窓を開けると月明かりが室内を照らし、周りの木々が音を立て、ひんやりとした空気が体に染みわたる。

ゆっくりと机に広げられたノートに向かい、今日の出来事を綴っていく。

何も変わらない毎日、だけれど俺にとってはかけがえのない日々なのだ。

…いつだったのだろうか。人の言葉、行動、視線、一つ一つに縛られて、仲間すら信用できなくなってしまったのは…。今までみんなの前で笑えていたはずなのに、頼ってもらうことだって多かったはずなのに…なんでこんなになってしまったのだろう。

………そう思ったところで自分のことだ。こうなった理由だって多少はわかってる。見当だってついてるけれど、疑いたくない。

shk「…弱いな、俺」

そう思えば思うほどつらくなる。だけど不安はそう簡単には拭えないもの。弱い自分を受け入れるようにならなければ…

コンコン

kn「シャケ、入るね」

shk「ッ…き、んとき…」

静かにドアが開き、室内に足を踏み入れてきたのは、俺の一番の理解者である青い彼だった。

kn「…つらそうな顔してるよ。また考えちゃってたでしょ」

頬に手を添え、ゆっくり目の下の隈を触れるように撫でていく

shk「……」

kn「もうシャケは自由だよ。気にすることなんて一つもないんだから。」

そう。今の俺は自由なのだ。こいつが…きんときが連れ出してくれたから。

shk「………確かに俺は自由だ…でも、きんときは自由じゃないだろ…なんで俺と一緒にいるんだよ…」

shk「俺なんかと一緒にいないで、あいつらといたほうが…」

shk「なんで、俺と…」

ずっとおかしかった。なぜこいつは俺とここに来たのか。あの軍を捨ててまで俺の事を気にかける理由は何だ。

……俺が言ってしまうのもおかしいが、あの軍はとても強い軍だったと思う。他に比べたら秀でている部分が多かった。そして幹部だった俺達からしたらあそこは故郷だ。そうやすやすと故郷をでていくには情が残るだろう。なのにこいつは一瞬にしてその軍を、故郷を捨てた。俺のために。

shk「…答えてくれ。」

shk「なんで俺を優先するんだ。今の俺は役に立たないのに。俺には理解できない」

kn「…シャケは嘘つくときに肩に手を置くんだよね」

shk「……は?」

kn「照れてるときはバレないように腕を組んでそっぽ向くんだよ」

shk「えっ、…え?」

kn「怒ってるときは何も喋んなくて、かわりに貧乏ゆすりがすごいんだよね」

shk「ちょっ、待て待て待て」

kn「俺シャークんのことが好きなんだ」

shk「………ぇ?」

kn「ずーっとずーっと好きだった。シャークんのことなら誰よりもわかってる自信がある。」

shk「な、なんで…俺を好きになる要素なさすぎだろ…?」

kn「シャケは…………いや、……シャケを好きになったのは一目惚れだったかな」

shk「ひ、とめぼれ?でも、俺ときんときが初めて会ったのって、まだ8歳ぐらいの頃だろ…?」

kn「そうだね」

shk「えっ?どういうこと?…十何年間も俺に片思いしてたっていうのか?」

kn「うん。そういうことだね」

kn「シャケを好きになったのは一目惚れだけど、好きになって、シャケをよく見るようになって、そこからどんどんシャケが好きになった。」

kn「シャケの仕草が、言動が、俺に動く力を与えてくれてるように思えるぐらいに、シャケに恋をしていたんだよ」

……知らなかった。けれど、多分意識していてもわからなかったと思う。きんときはいつも優しい眼差しを向けてくれていたけれど、それが恋情によるものかと言われたら絶妙なラインだ。言われなければ気づくとこすらなかった。

shk「俺のことが好きなんて…変わってるんだな…」

shk「でも、お前を信用しきってる俺も俺か…」

kn「………」

shk「なぁ…俺に何をしたんだ」

kn「………やっぱり分かる?笑」

薄々気づいてはいた。俺のことを思って渡してきていた治療のための薬。最初は疑うことすらなかった。だが日に日に弱ってく自分を見て、仲間であるお前を疑っていた。お前が渡してくれるあの薬を。

kn「ここまでの道のりは険しかったなぁ」

kn「精神安定剤があるなら、精神を破壊する薬だって作れるって思ってから、一生懸命研究に励んで、やっと開発できたシャケのための薬」

kn「あの薬は弱ってる人にあげなきゃ意味ないのにめったにシャケが弱ることがないから、薬をあげるにしてもタイミング全然なくて」

「最終的には部下まで使っちゃったよ」

やはり、俺の陰口を言っていたのはきんときの部下たちだったのか。俺の補えない部分を抉るように、俺の聞こえるようなところで、自覚しているけど埋められない差を笑い者にしていたあいつらは、こいつに操られてただけだったのか。

shk「…メンタル攻撃は案外効くんだよな」

kn「知ってるよ。シャケは繊細だからね」

shk「……今日の分の薬は?」

kn「笑さっきまでの話聞いてた?」

shk「…聞いてた。……でもお前が望むなら」

「俺はお前に全部あげるよ」



短編のはずなのにすっごく長くなりました!すいません!!

次のキャプターで色々と説明しています!良ければ見てやってください!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!また次のお話で!!

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