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金欠チャン
690
#イケメン
蒼乃 月
637
第12話「未来へ続く約束」
【旧校舎・最後の部屋】
美桜
「ここが……最後の場所」
蒼空
「凛さんが残したものがあるはず」
2人は古い机の引き出しを開ける。
そこには、一通の手紙が入っていた。
美桜
「……凛さんの手紙」
蒼空
「読んでみよう」
美桜がゆっくり封筒を開ける。
『もし、この手紙を見つけた人へ』
『私は誰かを責めたいわけじゃありません』
『ただ、本当のことを知ってほしかった』
美桜
「……」
『人は間違えることがあります』
『でも、間違いを認めて前に進むことはできます』
蒼空
「凛さん……優しい人だったんだな」
美桜
「うん……」
その時、後ろから声がした。
???
「ありがとう」
振り返ると、凛さんの元親友が立っていた。
???
「ずっと逃げていた。でも、あなたたちのおかげで向き合えた」
蒼空
「もう隠さなくていい」
???
「……ありがとう」
こうして、3年前の事件は終わった。
【数日後・学校】
旧校舎のことは学校でも話し合われ、隠されていた真実は少しずつ明らかになった。
美桜
「なんか……長かったね」
蒼空
「うん」
美桜
「最初は、蒼空くんの名前がノートにあってびっくりした」
蒼空
「俺も」
2人は笑う。
蒼空
「でも、あの時」
美桜
「?」
蒼空
「美桜が信じてくれたから、諦めなかった」
美桜
「だって……蒼空くんはそんなことする人じゃないって思ったから」
蒼空は少し照れながら笑った。
蒼空
「美桜」
美桜
「なに?」
蒼空
「これからも、俺の隣にいてくれる?」
美桜
「……うん」
「もちろん」
夕日の光が2人を照らす。
あの日、謎を追いかけて始まった関係。
でもいつの間にか――
お互いを一番信じられる存在になっていた。
【数ヶ月後】
美桜
「ねえ、蒼空くん」
蒼空
「ん?」
美桜
「もしあの日、旧校舎に行かなかったら……」
蒼空
「どうなってたかな」
美桜
「きっと、こんなに仲良くなってなかった」
蒼空
「じゃあ……行ってよかったな」
美桜
「うん」
2人は笑い合う。
そして、古い校舎に残された最後のメッセージ。
『信じる心が、未来を変える』
その言葉のように――
美桜と蒼空の物語は、これからも続いていく。
【完】🌙✨
コメント
1件
最終話、お疲れ様でした!凛さんの手紙がすごく優しくて、ああいう「責めない」選択ができる人って強いなって思った。蒼空くんと美桜の信頼関係が自然に育ってて、最後の「信じる心が未来を変える」って言葉に全部集約されてる感じがした。完結おめでとうございます、いい話だった!🔥