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#ナツキスバル
説明省く、前の話見てたらわかるから
はぁ〜、まったく何してんだか。近衛騎士団正騎士、『最優の騎士』の名を持つ男が練兵場で一方的に素人をいたぶるなんてさ。ま、どーせ優しいあいつのことだ、他の騎士からの洗礼を受ける前に私が汚れ役を買って出る…!みたいなこと考えたんだろうけど、俺が嫌なんだよね。俺以外のやつにそこまで熱心になんの。あ、嫉妬ジャナイヨー、ただの同僚としての心配ダカラサーアハハー。
## 盤外の観客と、暴風前夜の火花
ナツキ・スバルの発言を正論でぶちのめしたはずの顔には勝利の愉悦も、ましてや自分が間違っているという後悔もない、ただ少し、苦虫を噛み潰したような顔で平然と列に戻ってきた。そして、 周囲の近衛騎士たちもまた、ナツキ・スバルという不遜な異分子に対して一様に不快感を露わにしている。だが、その怒りを直接行動に移そうとしているのは、他ならぬユリウスだけだった。
(あーあ、やっぱりそうなるわけね。ユリウスの『騎士道精神』をあそこまで逆撫でしたんだ、ただで済むはずがない)
スフィアは長い手足を伸ばし、喧騒の残る廊下をゆっくりと歩き出す。行き先は、自分にとっても馴染み深い近衛騎士団の練兵場だ。
あの場での口論、そしてユリウスの張り詰めた空気から察するに、二人の衝突はもう避けられない。形式としては、非公式の『模擬戦』、あるいは実質的な『決闘』という形になるだろう。
(まぁ、決闘っつっても、片方はただの素人。もう片方は、あのユリウス・ユークリウスだ。勝負の行方なんて、わざわざ見に行くまでもなく、最初から決まってるようなもんだけどさ)
スフィアは胸中で冷ややかに笑う。
剣の腕前だけで言えば、ユリウスは王国でも五指に入る実力者だ。対するナツキ・スバルは、立ち振る舞いからしても、まともな修練を積んだ形跡すら見当たらない、ただの無力な人間。文字通り、大人と子供の戦いにすらならない。
だが、スフィアがこの一件に興味を惹かれている理由は、勝敗の結末ではない。
(いつも俺の前では、必死に理性を保って上目遣いで睨んでくる可愛いユリウスがさ……あんな泥臭い素人相手に、どれだけ泥を被る覚悟で『騎士の現実』を叩き込むのか、そこが最高に見ものだよな)
スフィアは細身の身体を揺らし、練兵場の観客席が見渡せる上階の回廊へと向かう。
表にできないが『特別隊』隊長という立場上、止めに入るべき立場ではある。だが、あいにく、性根が腐っているスフィアにそんな殊勝な義務感は持ち合わせていない。お偉方の前では完璧な敬語を使って「模範的な騎士」を演じてやっているのだから、こういう面白い見世物のときくらい、特等席で観戦する権利があるはずだ。
(さてさて、ツリ目の男の子。お前が舐め腐った騎士の看板が、どれだけ重くて、どれだけ鋭いものか――俺のお気に入りのユリウスに、その身をもって教えてもらうといいよ)
鍛錬場の重い扉の向こうから、冷徹な緊張感が漂ってくるのを感じながら、スフィアは唇の端を歪に吊り上げ、闇の中でその紫の瞳を妖しく輝かせた。
一応原作を見ながら書いているんですが、もしかしたら少し違うところがあるかもしれません。どうぞ、寛大な心と温かい目で見守ってください
も、もうしわけ
ございません…
/ ̄ ̄ ̄ ̄~\Y 三ヽ
/\___ / |へミ|
(へ___ ヽ/ ノ~zノ
/ /| | <_
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\_ノミ)
続く!(!?)
コメント
3件
第3話、めっちゃ面白かった!スフィアの視点でユリウスへの執着と嫉妬が生々しく描かれてて、キャラの深掘りがヤバいわ。「俺以外に熱心になるな」って心情がもう最高に歪んでて好み🔥 原作の空気感を残しつつ独自の解像度で肉付けしてるの、ガチで刺さる。決闘、どうなるんだろ…続き楽しみにしてます!