テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
※ご本人様には関係ありません
賽子桃様体不
ほのぼの多めだと思います
自衛お願いします
𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄
ピコン と耳元から音がする
『 んん” … 』
手だけを動かして音の発信源 、 スマホを探す
ガシッ とスマホを掴むと同時に電源をつけ 、 顔を上げた
目の前にはモニター
少し目線を下げるとキーボードと自分の手(スマホ)
『 あれ … 机じゃん 、、 』
俺は机に突っ伏して寝ていたらしい
『 これ絶対腰終わってる 、、 』
そう呟きながらスマホの画面を見た
スタッフさんからの連絡だった
“ 朝早くからすみません ! 本日の会議の時刻が決まったので連絡いたしました !
10時に御社の方が来られて会議開始となります 。
そのため 、 ないこさんには9時半には来て欲しいです ! 最終確認もその時行います 。 ”
『 9時 … 半 、 ? 』
今は何時だ 、 ?
視線はスマホの右上へとうつる
『 6時 、 16分 … 』
よかった 、 ゆっくり準備をする時間がある
俺は顔を洗おうと思い椅子から立ち上がった
その時
目の前が ザザザッ と まるでテレビの砂嵐かのように うつった
ドンッ と両手を机につける
『 ッ” … はぁ 、 』
しばらくすると目の前ははれ 、 くっきりと見えるようになった
『 … 』
何事も無かったかのように洗面所へと向かった
朝ごはんにとわざわざ用意した和食を頬張りながらニュースを流し見していた
今日は天気も良く 、気圧も良好 。 花粉は少し多めらしいが許容範囲だろう
そんなことを考えていた
いきなり プルルッ と スマホが鳴る
画面には if の文字が 。
応答ボタンを押し 、 スピーカーモードにした
『 もしもし 。 』
『 あ 、 ないこ 〜 ? 』
スマホからはいふの声
『 どしたの ? 』
目の前のテレビからは女性アナウンサーの声
『 さっきスタッフさんから会議の時間について連絡あったやん ? 』
頭の中からは幼い少年の声
『 うん 』
『 9時半には居ってほしいってことやったやん ? 』
『 うん 』
相槌だけをうつ
『マジ申し訳ないんやけど 、 俺さっきそれ見て 。 今から急いでも会議場所には半は過ぎそうなんよね 』
今から急いでも 、 ?
まだ今7時くらいだろ ?
『 …ぇ 』
『 ん 、 ? ないこどしたん ? 』
『 … ぃや 、 なんでもない 、 切るね 。 』
『 おん 、 分かった 』
現在時刻8時40分
… 可笑しい
俺が朝食を並べ終え 、 テレビをつけたのが6時51分だ
目の前には2割程しか減っていない朝食
『 俺 、 何してたの … ? 』
寝ていた訳じゃない
ニュースは聞こえていた
『 … こんなこと考えてる暇ないや 、 』
俺は急いで支度をはじめた
今回の会議場所は比較的俺の家と近く徒歩で30分ほど 。
駆け足で向かうとしても9時すぎには出なければならない
タクシーでも呼ぶか ? とも思ったが 、 この通勤の時間帯には車の方が混むだろうと考えやめた
『 すみません っ 、 今着きました ! どちらにいらっしゃいますか ? 』
スマホを耳に当てスタッフさんに連絡をとる
『 コンビニ側に居ますか ? 』
そう返答が帰ってくる
見渡す限りコンビニは無く 、 此処の駐車場らしいものが見えたので 駐車場近くですかね … と答えておいた
そしたら今から其方に行きますと言われたので はい と答え通話を終了した
後ろから声をかけられた
『 ないこさん 』
『 … ! 鈴木さん 』
※鈴木=スタッフ名
『 これが此処の通行証です 、 無くさないでくださいね 』
『 ありがとうございます 』
そう言って受け取った
手にはカードらしきもの 。 多分ゲートのところで使うものだ
『 そういえば 、 いふはまだ来てない感じですかね ? 』
『 そうですね 、 先に入ってて良いと連絡が来ていたので先に入りましょうか 。 』
『 分かりました 』
現在時刻9時27分
多分いふは10分もせずに来るだろうが 、 その10分でさえ俺たちにとっては貴重な会議を取れる時間でもあるため 、 先に入って進めておくというのは得策だろう
いふには後で軽くまとめて俺が説明すればいい
ゲートを通過し 、 2階に上がり階段側から数えて3番目の部屋の扉を開けた
中に入ると曽谷さん 、 森さん 、 新さんが既に座っていた
※曽谷 、 森 、 新 = スタッフ名
『 お疲れ様です 』
俺がそう声をかけると皆順番にお疲れ様です 、 と返してくれた
『 では 最終確認の意味も込めた会議 、 はじめましょうか 』
鈴木さんがそう声をかけた
『 ーーーーーー 』
なんだか今日は頭が働かないようだ 、
目の前で新さんが話をしてくれているのに俺の頭には何一つ入っていない
それどころか幻聴まで聞こえている
『 ねぇ待って 』
『 いかないで 』
幼い少年の声でそう繰り返す 。 だが 、 近くには幼い少年どころか 俺ら以外誰もいないので幻聴確定だ
『 ないこさん 、 ? 大丈夫ですか ? 』
見かねた森さんが俺に話しかけてくれた
『 すみません 、 大丈夫です … 』
俺はそう答えるが幻聴の声は大きくなるばかり
『 ッ” … すみません 、 いふから連絡来たので迎えいきます 』
嘘 、 連絡など来ていない
だが皆に心配されず抜けるにはこれしかなかった
鈴木さんからいふの分のカードを受け取って俺は部屋を出た
その時 、 プルルッ とスマホから音が鳴った
電話だ
スマホを手に取り画面を見るとifの文字が
『 … こいつ ッ 、 タイミング完璧かよ っ 笑 』
そう呟き俺は応答ボタンを押した
『 もしもし 』
『 今着いたで 、 どうやって入ればええ ? 』
『 コンビニ側に居る ? 駐車場側 ? 』
『 んー 、 コンビニ側 、 ? かな … ? 』
『 分かった 、 迎えに行く 』
ツーツーと 通話が切れた音がする
よりによってコンビニ側かよ、
俺駐車場側からきたからコンビニ側分からんし 、 遠かったら最悪だし …
『 はぁ … 』
ため息を着いて 、 コンビニ側であろう場所に向かって歩き出した
ぐるっと1階を半周すると自分が入ってきたのと違う入口らしきものを発見した
ドアの外には180cmの見覚えのある男性
ピッ と通行証をかざして 、 声をかけようとした
『 いかないで 』
幼い少年の声がまた脳内に鳴り響いた
『 ッ” … 』
頭がガンガンとする
立っていられない
俺は頭を抑えて膝から崩れ落ちた
『 … ま 、 ろ ッ 』
そう言い残して バタン と 倒れた
気がつけば病院に居た …
なんて事はなく 、 俺の部屋だった
『 … どうなったんだろ 、 』
いふを見つけて 、 それで …
俺は倒れた
『 ッ” … 』
思考を巡らせるほど頭痛が酷くなっていく
今は何も考えない方が得策なのかもしれない
『 … 起きたか 』
数分程ぼーっとしていたら扉が開いていふが顔を覗かせた
『 ど 、 ? 体調 』
優しい声色で俺に話しかけた
『 … わかんない 』
分からないわけない
自分の体のことなんだから
でもなんだか 、、
今日は甘えたい 。
『 そか 、 ならまずは熱測るか ? 』
『 … うん 』
体温計を脇に挟まれる
『 ッ … つめた 、 』
ビクッ と身体を震わせた
『 あー 、 ずっとなおされてたから冷たいんかも 』
しばらく経って ピピピッ と体温計がなった
いふが取って表示された数字を見る
『 うわ 、 たっか 。 』
『 そんなに … ? 笑 』
俺は苦笑いをする
『 まじ高い 。 見る ? 』
『 …いや 、 見たらもっと体調悪くなりそう 』
目を伏せて言った
『 … それもそやな 笑 』
いふは少年のような純粋な笑顔でそう言った
なんだか 、、
『 … 似てる 』
『 ん ? 誰に ? 』
脳内に鳴り響く声と 、
『 … おい ? 』
『 … 笑 こりゃ寝たな 、 』
『 しゃーなし 、 みんなにも連絡しとくかぁ … 』
『 いかないで 』
『 おいていかないで 』
『 ないこ 』
『 ないくん 』
『 ないちゃん 』
『 はっ” !! 』
ガバッ と起き上がる
するとペロッ と 額から何か剥がれ落ちた
『 … 冷えピタ 、 』
拾い上げて俺はそう呟いた
どのくらい寝ていたのだろう
いふは ? もう帰ったのか ?
『 あ 、 ないくん起きてんじゃーん 』
顔をのぞかせたのはいふではなく 、 りうらだった
『 … なんで 、 』
『 なんで ? 』
りうらは首をかしげた
『 あぁー ! まろなら帰ったよ ! 会議があるからって 』
会議があるから … ?
『 … 待って 、 今何時 ? 』
俺は慌てて起き上がる
今日ある会議は10時からのものだけのはずだ
『 わっ 、 ちょっとぉ … まだ寝てなよ 、、 』
りうらに押し返されて俺はまた横になる
『 今は12時過ぎだけど 、 行かせないからね ?』
12時過ぎ …
これは遅刻どころではない 、 多分もうすぐ会議は終わるであろう時間
今から行ったところで着いた頃には終わっているだろう
『 … 行かないよ 』
『 ほんと 〜 ? 笑 』
『 うん 』
『 ならよし !! あ 、 冷えピタ剥がれてるじゃん 。 新しいの取ってくるね 〜 ! 』
そう言ってりうらは部屋から出ていった
申し訳ないな 、倒れて世話をかけたくせに会議には出られず 。
その上りうらまで来させてしまって
『 はーい ! 持ってきたよー !! 』
『 … ありがと 、 笑 』
ワンテンポ遅れて返事をする
『 … んー 、 やっぱまだ熱高いのかなぁ ? 』
『… どうだろ 、 笑』
正直熱は分からないけど 、 1度目に起きた時より断然マシになっている
こうやって考えることもできているし
それに 、 朝から聞こえていた少年の声も聞こえなくなったし 。
『 あ、 そうだご飯食べれる ? 食べて薬飲も 。 』
『 軽くなら食べれると思う 、 』
『 りょ〜かい 』
りうらは立ち上がってスマホの電源をつけた
『 … お 、 まろもうそろ帰ってくるって 』
『 … そっか 、 』
『 うん 、 だから何か食べるもの作ったらりうら帰るねー 』
『 ごめんねわざわざ 』
『 全然大丈夫 。 体調崩した時くらいメンバーに甘えな ! 笑 』
りうらはニカッと笑った
俺の大好きなメンバーの笑顔を見て 、 俺も笑った
『 っ笑 ありがとう 』
20分ほど経って顔をのぞかせたのはいふだった
『 ん 、 飯 』
『 ありがとう 』
『 んでこれ薬な 、 市販のだから聞くか分からんけど 』
『 大丈夫 、 わざわざありがとう 』
『 … ん 、 はよ良くなれ 。 そして倒れるまで我慢してた説教すんぞ 』
『 わー 、 それは嫌だなー 、』
棒読みで答える
『 残念 、 決定事項だから 。 』
『 くそ ッッ 』
『 … 笑 これだけ話せるならもう大丈夫そうだな 』
『 うん 、 本当 ありがとね 』
『 はいはい 、 感謝の言葉は聞き飽きるほど聞きましたよー 、 だ 』
『 … 笑 』
脳内に鳴り響いていた声は俺を止めるための声だったのかもしれない 。
待って 、 いかないで
それ以上動いたら倒れちゃうよ …
なんて 、 ただの想像に過ぎないけれど 。
そうだったら嬉しいなぁ …
あ 、 ちなみに後日しっかり怒られました 。
コワカッタ
Fin
コメント
1件
待ってましたー🥹👏🏻 もうほんとに好きすぎなんだが✌🏻