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コメントいいねありがとうございますm(_ _)m主様凄い文章を作るの上手ですね!?凄いです!
忘れもしない。あの日
君がくれた大切な思い。
私、石崎若菜は、中学2年生に進級すると同時に、お父さんの転勤で並木町という小さな町に引っ越してきた。町はその名の通り沢山の木が至るところに生えている。
中学校は、中高一貫のさくら中高一貫高等学園という、女子校に行きたかったが、
残念ながら編入試験で合格を勝ち取る事が出来なかった……。
だから私は仕方なく、家から近く、少し偏差値が高い、共学の光丘中学校に通うことになった。
今日は春休み最終日
春休み中に、光丘中学校にお母さんと2回下見をしに行ったけど、明日から1人でやって行けるのか心配だ。そんなところだ。
でも、今更不安になっても、どんどん気持ちが下がっていく一方だ。だから私は気持ちを切り替えて今日はもう、晩御飯を食べて、お風呂に入り、明日の準備をしてからいつもより早くベッドに入った。
ヂリヂリヂリヂリヂリ……
午前5時。私は欠伸をしながら目覚まし時計を止め、ベッドから出て、電気をつけて眼鏡をかけた。私は元々視力が悪い方だったので、家では眼鏡、外出する時はコンタクトをつけて行っている。
それから1階におり、洗面所に行って顔を洗い、歯磨きをしてお湯を沸かし白湯をマグカップに注ぐ。そのまま、2階の自分の部屋に行く。ここまでおよそ15分。
よし、いつも通りだ。
5時15分。勉強開始。
これが私のいつもの日課だ。
今日は初日ということで、しっかり予復習をして、みんなに遅れを取らないようにしないといけない。私は必死になって勉強に取り組んだ。
6時15分。
1階におりて、自分のお弁当を作る。お母さんが「これから毎日作るの大変だからお母さんが作ろうか?」と言ってきたけど、お母さん達に迷惑はかけられないから「大丈夫だよ」と言って断った。元々料理は好きだし、休日はたまに趣味でお菓子作りもしてる。
冷蔵庫から卵を取りだし、砂糖を卵を割ったボイルに入れてかき混ぜる。それから、四角いフライパンに油をしいて、そこにさっきの卵を半分入れる。表面が程よく焼けたら、3回ぐらいにおって、またさっきの卵を入れ、同じようにする……。卵焼きの完成だ。
他にウインナー、冷凍食品のグラタン、コロッケ、ミニサラダ、最後にご飯を入れて、お弁当の出来上がりだ。
それから、お母さんが作ってくれたハムエッグトーストと、サラダに、コンソメスープを食べた。その後、洗面所で髪の毛をセットし、歯を磨くと、自分の部屋に行って真新しい制服に着替えて、カバンを持つと「行ってきます」とお母さんに一言いって私は玄関のドアを開けた。