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俺が我々国に来て数ヶ月経ったある日のこと
書類を届けに総統室に来ていた俺は目の前の光景に驚いていた
「グルッペンさんが、真面目に仕事をしている?」
そう、サボり癖が凄い彼がトントンさんが居ないのに真面目に書類を捌いているのだ
gr「失礼な!私だってちゃんとする時はあるぞ!」
俺の態度に心外だと言うように返してきた
しかし、それほど俺が来てから真面目にしてなかったと言うことであるため、日頃の行いだろと心中で毒づいた
gr「いや何、外交官が不足していて色々と大変でな、候補を見繕っていたのだ」
書類をこちらに見せながら話してくる
そこには何人かの顔写真と経歴などが記されていた
gr「良い奴を知らないか?」
「いや、俺が決めていいことでは無いでしょう」
総統が決めずしてなぜ、良いと思ったのか
新しく軍に入れるのであれば、総統が決めるべきだろう
gr「大丈夫だぞ!それにお前だって実質ゾムが入れたようなものだしな!」
それを言われてしまえば、ぐうの音のでない
「そう言われましても、俺の交友関係は狭いですからね、そんな奴…」
そこまで言って、ハッとした
相手の懐に入るのが異様に上手く、相手からいとも簡単に情報を引き出してしまう詐欺師のような彼
連絡先も交換しているし、連絡は取れる
…よし、アイツやったら言いくるめれるしいけるやろ!
「1人いいのがいますわ」
煽る時のような、イタズラをする時のような笑顔を浮かべ、答える
gr「本当か!?いやぁ、助かったいいのがいなかったんだ」
そう言い、安堵の表情と共に、ワクワクしたような雰囲気を醸し出していた
彼とまた話すことが出来るのは嬉しかった
見方を変えれば、もしかしたら、俺は彼がここに入るのを願っていたのかもしれない
「そいつ、チーノって言うんですけど」
けど、そんな俺の我儘にも答えてくれるんでしょ?
だって仲間なんだから
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