夏休みが始まって数日。
真理亜と透真は、初めてのデートで地元の夏祭りに出かけていた。
「浴衣、似合ってるよ」
透真の言葉に真理亜の頬が赤く染まる。
「ありがとう、透真くん」
ふたりの笑顔は祭りの夜空に輝く花火のように美しかった。
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しかし、その夜、平良真子から透真にメッセージが届く。
《まだ諦めてない。透真は私のものよ》
透真はその言葉に戸惑いを隠せなかった。
「真理亜、ちょっと話がある」
二人は祭りの喧騒を離れ、人混みの中で向き合う。
「平良真子がまだ、俺を諦めてないみたいだ」
真理亜は一瞬言葉を失ったが、すぐに強い眼差しで答えた。
「大丈夫。私たちには信じ合う絆があるから」
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その後も、二人はお互いの気持ちを確かめ合いながら、試練に立ち向かっていく。
「一緒に乗り越えよう」
「うん、ずっとそばにいてね」
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【片想いごっこノート】
・7月28日(日)
試練は続くけど、絆は深まっていく
二人でいることが一番の安心
「本当の恋は、試練を超えて強くなる」
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