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儚 (はかな)
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限界トマトプリンセス🍅
「小柳」ーコメ欄 『星導』
今日は四季凪先輩とコラボだった。別れる流れになったあとお疲れっしたーといい、そのまま配信を閉じた。はずだった。
配信を終わらせた小柳は星導の配信をつけた。想いは告げてないが小柳は星導が好きである。恋愛的な意味で。自分が配信していないときはずっと星導の配信を見ている。
「んふ…」
星導が笑っているのを見て小柳も笑う。
そこである人たちはざわざわし始めた。
ーこれ、切り忘れ?
ーまさか…ね
ーでもなんか違う音入ってない?
ーるべの配信の音入ってるw
ー小柳ってるべの配信見るんだ
そう、ある人たちとは小柳のリスナーたちだ。まさかの配信が切れていなかったのだ。
「はっw何してんだよw」
ー1人でツッコミするタイプ。
ーめっちゃ笑ってんじゃんw
ー星導のこと好きじゃん
ーほぼ同時視聴で草
るべは耐久的なホラーゲームをしていた。ネタバレ予防でコメントを隠していたためちらほらくる小柳リスナーの鳩コメには気づかない。
『あぁ…もうやだぁ…(ゲームを続ける)』
小柳のリスナーたちは同時視聴を楽しむように2窓して配信を見る。
ーるべこれどんだけやってんの?w
ーしょげてんじゃんw
ーこやろうってホラーゲーム見るんだ
ーそういやそうじゃん
小柳はホラーゲームが苦手なはずなのに…と違和感を持ち始めたとき答えはやってきた。
「んふ…かぁわいい…」
ーえ?
ーん?
ー今何て言った?
ー…かわいい?
ー嘘wこやろう星導に可愛いっておもう感情あんの?
ー愛?
ーいや普通に男に可愛いって思うことも…あるよな…?
ー小柳が?
ー小柳が。
ーいやないだろ
小柳の配信のコメ欄は爆速で流れている。それもそうだ。同期に、男に対してかわいいなんて言うわけない小柳が星導に対して素で言ったのだから。しかし、その後もっと爆速でコメ欄が流れることになる。
『あっうぅっ…あっ』
ー喘ぐな
ーセンシティブ
ー消される
『やだぁっ』
「…犯してぇ」
ー今完全に言ったよな
ー犯し…
ーそっちの方かよ
ー星導のこと好きだったんだ
ー普通に放送事故
ー俺は応援するぜ⭐︎
ーrurbか…いいな
星導の配信の音のほかにひとつ音が増えた。prrrrrprrrrrという着信音だ。
「もしもし、凪さん?どうしました?」
四季凪「あなた配信ちゃんと切りました?まだあなたの声が配信されてますよ!!」
「え…え?」
星導の配信をつけてない方のPCをかちゃかちゃとしながら配信画面を開く。血の気が引いた。俺なんか言っちゃいけないこととか言ってないかと心配になる。確実に星導の配信を見ていたことはばれているだろうが、
「あの…おれなんか言ってました…?」
四季凪「まぁ…星導くんに対して犯したいという感情があることは知れましたね」
「うあぁあああ」
四季凪「また聞かせてくださいね笑では」
「…(やばい…がちでおわった)」
ーお、気づいた?
ー愛しの星導くんとはどういう関係で?w
ー応援するぜ
最悪だ。もう全部バレてる。
「あーご視聴ありがとうございました…っすー。消えたい」
ここで小柳の配信はようやくおわった。
まずい。どうしよう。星導にバレる。視聴者にバレるよりまずい。いや視聴者にバレるのもだいぶまずいんだけど。
『え?何?小柳くんがどうしたの?』
クリアして配信を締めようとした星導がコメ欄をみてしまった。言うな言うな言うな言うな。その言葉が届くはずもなく。
『小柳くん切り忘れで放送事故起こしたの?wやらかしたなあいつw……え?小柳くんが俺を好きって言ったの?…犯っっえ…え?いやテキトウ言ってるでしょ。俺のどこに惚れる要素あるんだよ。まぁいいやおわります。いい夢を〜』
あぁ…おわったんだ。絶望しているとピコンと通知がきた。
『なんか、俺の配信にめっちゃ小柳くんのコメントきてんだけどなんか言った?』
どう答えるべき…だ?ここで誤魔化しても多分もう手遅れだろう。もう全部言っちゃえ。そう思い電話をかけた。
「もしもし」
『もしもし…え?ほんとに何があったの?』
「俺の配信で、あのー、いや今だいじょうぶか?」
『なにが?時間はあるけど』
「じゃあ家行くから待ってて」
『え?ほんとなに?怖いんだけど』
そう言いながら星導が電話を切った。急いで支度し、家を出る。何をどう言うか考えていたら星導の家の前についた。コンコン、インターホンのない星導の家のドアを叩く。するとドタバタ中から音が聞こえてドアが開いた。
『ほんとに来たんだ』
どうぞと言いながら奥の方へ入っていく星導を追う。
ソファに座り、星導が話を切り出した。
『で?なにがあったの?』
小柳は黙ってスマホをいじったあと星導にスマホを渡した。
スマホには真っ黒な画面が写っていて、声だけが載った動画が流れていた。
『あ〜これが言ってた放送事故ね笑』
と笑いながら見ていたが問題のシーンになって笑い声が消えた。静かな空間で動画は流れおわり、小柳は口を開けた
「アーカイブは編集してそこの部分消してたんだけど、切り抜きがで回っちゃってて、その、すまん…」
早口で言い訳をして尻すぼみながら謝る。何も返事が返ってこないから恐る恐る顔をあげると首も真っ赤にした星導が固まっていた。
「…ほしるべ?」
照れてる?首まで赤くした星導はとても可愛かった。
『あの…えと…つまり小柳くんはほんとに俺のことが好きなの…?』
「あぁ…俺はずっと前からお前のことが好きだ。こんな形で本当にすまん。迷惑かけて…」
『男が好きだったの?』
「いや好きになったのが星導ってだけで男を好きになったことはないけど」
『…じゃあ、俺が小柳くんを好きでいても、いいの?…』
「え」
星導の顔を見ると、真っ赤な顔をしてこちらを伺うように体を縮こませて俺をじっと見ていた。
『…俺も好きなんだけど。』
「え」
『だから!俺も小柳くんのことが好きだって!』
言い終わるころには無意識で星導を強く抱きしめていた。
『え、ちょ』
「俺の恋人んなって」
少し離れて顔を見て言うとふわっと笑って
『もちろん』
と次は星導から抱きついた。小柳は感極まって急にキスした。
『え///はや…くない…?』
「ごめん、抑え切らんかった」
ーーーーーごめん、続きあきらめました。また、思いついたら続き書きます。
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