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あの偽物の司が憎い
これまで一緒に居てくれたあの司が愛しい
俺はどうすればいいんでしょう
カミサマなんて居ません
...
俺達が中学生になりました
あの司はあまり変わりは感じられないけど、
ナニカ違う気がするのは俺達家族だけです
クラスメイトも、先生も、払い屋も、おかしくないと言ってばかり
おかしいのは俺たちですか?それとも周りの皆ですか?
司と帰ってる途中
これが多分司との最後の下校だと思います
普 ねぇ、司…
司 ん、?なぁに普?
司は不思議そうな顔で俺を見てくる
普 …なんでもない…司の顔が見たかっただけ…
司はぱぁっと笑顔になり俺にこういった
司 へんな普!
その言葉に俺は微笑み
司のその笑顔がとても愛しくて
憎かった
その日の夜俺は弟をコロシた
しばらくし司は動かなくなった
口や腹部から血を流し
本当はグロいはずなのに
綺麗に思えた
どうかこんな俺をユルシテください。
普 俺も逝くからね。
ゆっくり自分の方へ包丁を向け
ゆっくり自分を刺していった
第2話 終