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初めましての方は初めまして、こふゆと申します。
ネタが沢山思いついて暇だったので久々に投稿します🎶
・桃赤
・死ネタ
・配信者×リスナー
・nmmn
・濡れ場:有
-赤side-
見慣れたピンク髪、聞き慣れた声
n回目の呼び出し。
「お、りうらやっほー」
『やほー、ないくん久々。』
このピンク髪は配信者の”ないこ”。
一応同接5万/登録者20万超えでりうらの彼氏候補 兼最推し。あくまでも候補だけど。
『ねーそろそろ付き合いたーい』
「俺一応人気配信者ね?」
『わかってるけどさぁー』
「もう暫くこの関係で満足しててよ」
『は
ぁーい』
何回言ったか分からないような毎回繰り返しているこの会話。
こうやって2人で駄弁ってる時間さえもりうらの宝物、すっごく大好きな時間。
「りうらにコスプレして貰いたいから〜」
『は?』
「今日はここだな」
前言撤回やっぱこいつ変態だわ
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『んッ、はぁッ…、』
「かわいー」
珍しく今日はないくんが下。
とは言いつつ騎乗位だから結局はりうらが受け。
「ほらー、止まってるよ?
主人に御奉仕するのがメイドの仕事でしょ?」
『ほんッと趣味最悪ッッ…』
「かわいー」
会う度にハメ撮りも傷も沢山増えていく。
それがいい事なのか悪い事なのか未だ判断できずずっと溺れてないくんを求めている。
俺だけのものにしたい、他なんて見ないで欲しい
独占欲も支配欲も無限に増え続ける。
愛撫られた感覚も、稀に見せる泣きそうな顔も
朝隣で寝息をたてて寝ている顔も。
全部全部俺だけのものになれば。
“ピロン”
部屋に通知音が鳴り響く
「あーごめん俺だ
通知切っとくの忘れた、気にしないで」
『…うんわかった』
咄嗟に口から出た言葉。少しだけ見えた通知。
女の子の自撮りっぽいアイコンで名前は沙菜。
内容は『次はいつ会える?寂しい、大好きは?』的な内容
全身の力が抜けないこにもたれ掛かる。
「うわッ、急にどうした?」
『ごめッ…w、力抜けちゃったw』
「めずらしーwそんな貧弱なりうらくんのどこ攻めよっかなー」
気持ち悪い、早く終わらせたい。
俺以外と関係を持ってたなんて知りたくなかった、俺以外と関係を持って欲しくなかった。
所詮は俺も遊び相手の1人でしか無かった?
ないくんからの愛してるは嘘?やっぱり女の子の方が良い?金づるとしか見られていない?
色々な考えが頭をよぎる。
中には想像したくもないような事さえもずっと頭の中でぐるぐると回っている。
『ないくッ…今日はもうやめよ、?』
「…ほんと珍しいね、りうらから辞めようなんて言う事なかったのに」
『大学のストレスなのかちょっと頭重くて、wごめんね?w』
「んーん。無理に誘っちゃってごめんね
さすがに心配だから今日は家まで送るよw」
『ありがとw』
『あ”ー微妙に暑いこの時期嫌いw』
「わかるーwwww」
平然を装いながら話しているけど気づいているのだろうか。
今日に限って『家まで送る』なんて言って。
だけれど俺は最低な事を思いついてしまった。
ないくんが俺のものにならないのならば”俺のものにしてしまえばいい”と。
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五月蝿く鳴り響く踏切の音。狭い道。
俺はないくんの背中を力を込めて押した。
俺もないくんに向かい飛び込む
丁度電車が来て辺り一面が赤く染った。