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神崎「失礼します、首領。こちら例の資料になります。」
ぶい姫「うん、ありがとう。これで準備は整った。」
「…」
神崎「首領?どうされました?」
ぶい姫「ねぇ、神崎。」
神崎「はい?」
ぶい姫「神崎はさ、私の事、どう思ってる?」
神崎「それは、ぶい姫様のためならわたくし神崎は自ら命を絶つことも出来るくらいあなた様を心より愛しております。」
ぶい姫「そう、」
神崎「いきなりどうされました?」
ぶい姫「いや、ちょっと昔のことを思い出してさ。」
神崎「そうですか、例のりいさんのことですか?」
ぶい姫「うん、この計画で私が唯一残しておこうと思ってる人物のね。」
神崎「そうですか、わたくしはぶい姫様に殺されるのであれば大歓迎でございます。」
ぶい姫「wそう」
ゆきside
翼「なぁ、ゆき。この世に平和も平等も存在なんてしない、このクソみたいな世界で生き残れることが出来る奴は根性と頭のねじがひん曲がってるやつだけだ。ゆき、このクソみたいな世界をお前が変えてくれねぇか?」
りい「たった1人の人間を助けられないような人が、どうして大勢の人を救うことが出来るの?希望を捨てないで、ゆき。」
ごめんなさい、お兄ちゃん。りいさん。
私、やるよ。
世界征服まであと10日。