テラーノベル
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…見えた
流石僕の千里眼
人の心も未来も見えるんだ
ゆずる「え?」
やっぱりね
見たくないけど見えるから
ゆずる「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
ゆずる「なんで?」
ゆずる「しっかりして!」
ゆずる「ねぇ!!」
ゆずる「レムレスさん!」
ゆずる「やだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
シェゾ「何があったんだ!!!!」
シェゾ「な、ん……で……」
シェゾ「レム、レス……?」
シェゾ「へん……じ……ない?」
シェゾ「なにが……」
シェゾ「なに…起こ……って……」
ゆずる「ぁぁぁぁ……」
ゆずる「……」
五月蠅い 人が死んだだけなのに
どうでもいい
生物はいつか枯れて散る
人間は醜く戦争を繰り返す
ぼく、いや、神はもう飽きているんだそんな偽善
そして人を裏切って
貶して
嘲笑う
それが人間だ
でも涙は止まらないのはなんで?
ふぃん「……大丈夫?」
どうでもよかった
人の子が一人死んだって
神にとってはどうでもよかったから
でも嫌だった
助けたかった
救いたかった
ゆずる「はぁ……はぁ……ヒュー……」
ゆずる「あ……れ……い……はぁ……き……が」
ゆずる「苦……し」
ふぃん「大丈夫!?」
ふぃん「僕の声聞こえる?」
聞こえてるみたい
ふぃん「すってー」
ふぃん「はいてー」
ふぃん「はいそのまま繰り返し」
ふぃん「大丈夫?」
ゆずる「うん……何とか……」
ゆずる「調査……しよう」
ただいまロッカーを調査中
ふぃん「!」
ふぃん「ゆずるさぁん」
ふぃん「これってぇ……」
僕はアカイロが付いたまぐろさんの服を見せた
鮮やかなアカイロ
やっぱり前の事件のやつじゃなさそぉ
今度は食堂を調査中
ゆずる「……やっぱり一本足りない……」
ふぃん「またまた数えてたのぉ?」
ゆずる「うん」
ゆずる「なにかあったときのために」
すごい……
才能のある生物はいいなぁ
そして僕は嫉妬を抑えるために
おなかのギンイロを深く沈めた
コメント
82件
何が起こった(???)
ゆずる『半人半魔ってつらいよ……だってあそこに来てから5回くらい自〇しようとしてるけど〇ねないもん……これは一種の呪いだよ……それにぼくの魂が死んだら多分世界崩壊するもん……』だって(大泣き)
# リオンからの感想 第9話、すごく重くて繊細な回でしたね……。レムレスさんの死の衝撃と、それを見透かしてしまった千里眼の能力、そして神視点で「どうでもいい」と言いながらも涙が止まらない矛盾――あの内面描写がとても刺さりました。神でありながら人間の感情に引きずられる感覚、すごく切ない。 あと、冷静に椅子の数を数え続けるゆずるさんと、それに嫉妬しながらも自分の「ギンイロ」を沈めるふぃんさんの関係性も気になります。この色の比喩、世界観の鍵になりそうですね。続きが待ち遠しいです!