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ෆ 一次創作 ෆ
⚠︎︎微BL
1話時点の登場人物⤵︎ ︎
・結城しう 🤍
高校2年生¦軽音部¦サボり癖がある
・早瀬あい ❤️
高校2年生¦軽音部¦辛党¦気さく
・安室はじめ 💙
高校3年生¦軽音部(引退済み)¦冷静
・藤宮れん 💛
高校1年生¦軽音部¦元気¦🤍に懐いている
校舎の影が長く伸びる、少し肌寒い春の日。
しうは教室へと向かっていた
その背中を見つけた瞬間、まっすぐ走ってくる影がひとつ。
💛「しうくーん!」
れんが勢いよく腕に抱きつく。
🤍「うわ、れんくん……びっくりした〜」
困ったように笑いながらもしうは振りはらわない。
れんはしうのことを慕っている
恋愛としてではなく、
あくまで“尊敬”という形でしうの事が大好きで仕方ない。
💛「今日さ!帰り道ちょっと話したいことあって!」
🤍「うん、部活終わったらね〜。」
れんが嬉しそうに頷いた瞬間──
❤️「……おはよー、しう。」
教科書を抱えたあいが、ぼそっと近づいてくる。
🤍「あい、おはよ〜。なんか元気ない?」
しうはあいの顔を覗き込み、ふんわり笑った。
その無邪気さに、あいの胸の奥で何かが揺れた。
❤️「……しうのおかげで元気になれるよ…!」
れんがしうの腕にしがみついているのを見ると、
あいの目が一瞬だけ陰る。
れんは気づかない。
しうも気づかない。
気づいたのは、あいだけ。
そんな空気を切り裂くように、
💙「……お前ら、そこで固まるな。通れないだろ」
はじめが廊下を歩いてきた。
🤍「はじめ先輩!おはよ〜!」
その瞬間、
はじめの声がほんの少しだけ柔らかくなる。
💙「……おはよう。相変わらず元気だな、お前は」
理由は分からない。
ただ、しうに話しかけるときだけ はじめは少しだけ甘くなる。
れんは「なんでだろ?」と首をかしげ、
あいは無表情のまま、その微妙な甘さをしっかり観察していた。
❤️(……なんなんすか、その声。)
胸の奥がざらりと痛む。
🤍「ねぇ、みんな行こ?チャイム鳴るよ〜」
しうが気づかずに笑って先を歩く。
しうの後ろ姿が光に滲む。
その背中を追う3つの視線は、それぞれ違った色をしていた。
読んでくださりありがとうございました!
初めての投稿ですが、ハート?とコメント、フォロー待ってます!
日本語弱者なので変なところあったらごめんなさい💧