テラーノベル
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h「あ゛あ゛あぁぁぁああ゛っっっ!!!!!!!!!!」
〈バタバタバタ〉
h「楽しみすぎて寝てないよぉ…///」
ついに明日は大森先輩と初デート。
現在時刻は22時 楽しみすぎて全く寝れる気がしない
ちなみに、行き先はー
〜〜〜〜
r『で!で!どこ行くの!いつ行くの!』
m『今週の土曜日どう?』
h『大丈夫!』
m『じゃあその日にしようか』
r『じゃあじゃあ!どこ行くの!!』
h『涼ちゃんが行くんじゃないのに
なんでそんな目をキラキラさせてるの…笑』
r『だってだって!楽しみなんだもん!』
h『なんで?笑』
r『2人の初デートでしょ!楽しみ!
帰ったら絶対なにがあったか教えてね!!』
h『わかった 笑』
r『で!で!どこ行くの!決まってるんでしょ元貴!』
m『ん〜…決まってるけど…』
h『けど?』
m『…秘密。』
r『え〜っ!?なにそれずるい!!!』
h『はわ…//』
〜〜〜〜
h「あの「秘密」って言った時の顔…ずるかったなぁ///」
かっこよかった。目を細めて口に指を当てて
笑ってるの。忘れられない、あのずるい顔
h「そろそろ寝なきゃ…」
〈カチ〉
h「おやすみなさい…」
h「…」
h「…」
h「…//」
h「あぁ゛ぁぁ゛ああ゛やっぱ寝れないぃぃいいい!!!///」
h「うぅ、結局あんまり寝れなかった…」
m「滉斗、こっちだよ」
h「ぁ、大森先輩…!って…」
や、やば…今日の先輩ちょーかっこいい…
あみあみのカーディガンに 、その下に白いシャツ?かな
下は黒いズボンで白い靴。あとアクセサリー
大丈夫かな、俺一応いつもよりは
オシャレしてきたつもりだけど、変じゃないかな…!
m「?滉斗?どうしたの?」
h「ぁ、いや、なんでもない!」
m「そっか」
h「あ、あの…」
m「ん?」
h「今日の先輩…いつもよりかっこいい、ね…///」
って、言ってしまった!?!?
気づいたら口にしてた!なにしてんだ俺!
恥ずかしすぎる!!
m「…ふは、ありがと
そう、ちょっと気合い入っちゃって」
h「そっか…!」
m「…滉斗も、すげーかわいい」
h「へっ」
今、今なんて?滉斗もすげーかわいい…?
かわいい…かわいい!?ほ、褒められた!?
h「…!?///」
やばいやばい、かわいいって言われただけで
こんな胸ドキドキしてんの!?これじゃ、この先
耐えられないぞ…!
m「ん、行くよ」
h「ぁ、う、うん!…て、どこ行くの?」
m「ふ、ついてきて」
h「あ、ここ…!」
m「へへ、どう?びっくりした?」
大森先輩が連れてきてくれた場所は、
水族館だった。実は、数ヶ月前ー…
〜〜〜〜
h「あー、水族館行きたいなぁー」
m / r 「水族館?」
h「そう!あのね、あそこの ××水族館あるでしょ?あそこ、今
コラボイベント来ててさ!どうしても行きたいんだよねー! 」
r「そうなんだ!今度行くー?」
m「でも、駄菓子屋も宿題もあるし
行く暇ないでしょ。」
r「う、それはそうだけど…」
h「そうなんだよーっ!それが嫌なんだよなぁ…」
〜〜〜〜
h「コラボイベント、まだ終わってなくてよかった…!」
m「ね。…入ろ」
h「すげー!サメ!かっけぇー!!」
h「おーい!くらげいるー!綺麗ー…」
h「あの魚知ってる!なんだっけ…えーと…」
m「…ふは、テンションたっか。
…かわいい」
h「はぁー楽しかったぁ!」
ずっと、夢なんじゃないかって思うくらい楽しくて
あっという間に時間が過ぎた。魚は小さい頃から
好きだったから、観れるのがすごく嬉しかった
m「ずっとハイテンションだったね 笑 疲れてない?」
h「んーん!疲れてないよ!
ねぇねぇ、次どこ行く!?」
m「そろそろ昼の時間だし、この
×××レストラン行こ。 」
h「わかった!」
お昼になり、レストランに入った。
m「どれにする?」
h「んー…」
どれも美味しそうだな…
オムライスとか、ミートソースとか
ハンバーグとか
んー、迷うなぁ
先輩はなに頼むんだろう?
h「先輩はなに頼むの?」
m「ん〜…じゃあこれ、
トマトパスタにしようかな。滉斗は?」
トマトパスタか…いいな
俺もそれにしよ!
h「俺もそれで!」
m「おけー。」
h「うまそー!」
m「ね、めっちゃいい匂いする
いただきます」
h「いただきます!」
〈パク〉
m / h「…!」
h「うまー!?!?」
m「うわ、めっちゃ美味しい…」
h「んー、うまかったぁ」
m「ね。
次は…ついてきて」
すごい調べたんだろうなぁ…
次々と行く場所が決まってる…
h「猫カフェ…!!」
先輩が連れてきてくれた場所は猫カフェだった
俺は猫が大好きだから、すごく嬉しかった
m「滉斗、猫好きって言ってたから
嬉しいかなーって…」
h「めっちゃ嬉しい…!ありがとう…!」
h「早く入りたい…!行こ!!」
m「ふ 笑 いいよ、入ろっか」
大森先輩は優しく笑って俺の後ろについてきた
h「かわい〜っ…!」
m「甘えん坊さんな猫だね」
h「ね!めっちゃすり寄ってくる…!
かゎぃぃ…!!」
すり寄ってくる子もいれば、そっけない子もいるけど…
そこがまたいい…!
h「よーしよーし、かわいーねー♡」
m「…」
なんだ…?すごく目線を感じるな…
ん…?横…?
横を見ると、ほっぺをぷくーと膨らませて
拗ねている大森先輩がいた。
h「先輩!?なんで!?」
m「猫に滉斗とられた…」
嫉妬してるのかな…かわいいな…//
h「…//」
すごく恥ずかしかったけど、俺は大森先輩の頭に手を伸ばした
そして撫でてみた。すると、大森先輩は
目を白黒させて、こっちをみた。その後、徐々に
大森先輩の顔が赤くなってった。
かわいいな…///
h「次は…遊園地…!」
m「ここもちょうどコラボイベントやってるみたい。」
コラボイベントやってると聞いて、グッズが売ってる
場所に向かうと…
h「え、これ俺が好きなキャラクターじゃん…!
コラボしてたんだ、知らなかった!」
m「好きなの?すげーたまたまだね 笑」
俺の好きなキャラクターが遊園地とコラボしてた
たまたまにしてもすごいな…もしかして
大森先輩知ってて連れてきてくれたとか…?
h「大森先輩…!俺あれ食いたい!」
俺が指をさしたのは、クレープ屋さん
m「さっきトマトパスタ食べたじゃん… 笑」
h「んー!おねがいー!」
m「しょうがないなぁ…」
h「んー!んまいー!」
m「かわい、滉斗…」
h「…//」
俺は、先輩に名前を呼ばれるたびドキッとする
きっと先輩に名前を呼ばれるのが好きだから
…先輩も、俺が名前を呼んだらきっと…
h「…元貴、//」
m「…!!」
m「…なぁに。///」
先輩は嬉しそうに微笑んだ
その後、俺たちは日が暮れそうになるまで遊んだ。
ジェットコースターにのったり、観覧車にのったり…
メリーゴーランドにのったときは、おお…元貴が
顔赤くしながらのってておもしろかったなぁ…
h「はぁー!楽しかったぁ!」
m「めっちゃ遊んだね」
h「ねー!」
m「最後に行きたいところあるんだけど、…いい?」
h「いいよ!行こ!」
そう言い、元貴の後ろへついて行った
何度も電車を乗り換え、歩き、疲れた
俺が息を切らしながら元貴の後ろを歩くと…
m「ごめんね。疲れたよね。」
h「いや、大丈夫!」
先輩も疲れているだろうに、俺の心配を
してくれるなんて
m「ね、おんぶするからさ
こっから目瞑ってくんない?」
h「いい…けど…」
そう言うと、背中を出され
俺は元貴の背中にのった
しばらくして、先輩が口を開いた
m「ん。目、開けていいよ」
目を開けると…
h「…!!!」
絵に描いたように綺麗な海があった
太陽が沈みかけていて、水面に太陽が反射している。
夢に見たような光景が今、目の前にある
俺は言葉を失った
h「す、ごい…」
h「すげー、きれー…」
m「…滉斗。こっち向いて。」
元貴に声をかけられ、先輩の方を振り向くと…
〈パカ〉
h「へ、」
m「まだ、早いかもしれないけど…
滉斗、俺は滉斗を愛してる。
俺と……結婚してくれませんか」
h「っっ!泣」
そう言い、先輩は指輪を出してきた
俺の返事は、もちろん─
h「よろしくお願いします…っ!泣」
m「寝よっか」
h「うん」
〈カチッ〉
m「おやすみ」
h「おやすみ、元貴」
h「…」
h「先輩」
m「ん?」
h「好きです。」
End.
コメント
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完結お疲れ様です!! プロポーズしたぁぁぁ!!!式の費用は私が全額受け持つから、卒業したらすぐ籍入れよう!すぐ!!
投稿遅れて本当にごめんなさい…🙇♀️ 言い訳なんですけどこの数日間 びっしり予定が入ってて…すみません😭
多分、、初コメ失礼です! うわあああ🥲最終回😭お疲れ様です!大大大大大大大大大大大大大好きな作品!!!めっちゃ繰り返し読みしてました笑💕 最後のwkiさんの言葉!!!だいめい!!感動😭