p「 …… は ぁ …… 」
真新しい 制服 の 、 硬い 襟 。
鏡 の 中 の 自分 は …… 前髪 を 長く 伸ばして ……
かつて 『 イケメン 』 と 騒がれた 面影 を …… 必死 に 隠して 。
あんな 思い …… 二度と 、 したくない 。
自分 の せいで …… 親友 が ……
あんな ボロボロ に なって …… 、 最期 まで …… ッ
結局 、 誰 も …… 救え なかった 。
だから …… もう 、 陽キャ なんて …… やめた んだ。
誰 とも 関わらず …… 静か に …… 。
そう 決めて 、 掲示板 の 名簿 を
見た 瞬間 ……。
p「 …… え ? 」
中学 の 頃 に ……
他校 に 、 イケメン の 陽キャ が いる って ……
聞いた こと が …… ある 。
『 ak 』 。
その 名前 を 見つけた とき 、 …… 心臓 が 、 嫌 な 音 を 立てた 。
逃げる みたい に 教室 に 入り ……
自分 の 机 に 座って …… 、 嵐 が 過ぎる の を 待つ 。
校長「 …… これ より 、 入学式 を …… 始めます 」
無機質 な 放送 が 流れる …… 、
その 直後 。
a「 お ~ はよ っ ‘ !! 隣 じゃん っ !! 」
鼓膜 を 揺らす …… 突き抜けた 、
明るい 声 。
覗き込ん できた のは …… 噂 以上 に 、 眩しすぎる 笑顔 。
a「 ねぇ 、 …… 名前 なんて いう の ~ っ ?? 」
p「 …… っ 、 …… 」
声 が 、 出ない 。
また …… 巻き込んで 、 苦しめて 、 迷惑 かけて …… 。
震える 指先 を 隠す ように …… 、
俺 は …… ただ 、 俯(うつむ)く こと しか …… できなかった …… ッ 。






