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兎赤
「え…」
テレビには、木兎さんと、
俺が写っていた。
木兎光太郎 ホモ
木兎光太郎 同性愛者
最近のトレンドは、木兎さんの事ばかり。
それも、いいものではなく、批判が殆ど。
俺と木兎さんのデートが撮られ、スキャンダルになった。
月刊バリボーでも取り上げられた。
現在、木兎さんはこの事を受け休んでいる。
世間は狭いものだ。
同性だとか、そんなもの関係なく俺たちは高校から付き合いだした。
なのに。
何故こんな風に言われないといけないのか。
「木兎さん、別れましょう。」
「…なんで」
「分かっているでしょう?」
「…俺は、木兎さんにもっとバレーをしてほしい。だから別れを切り出してるんです。」
「嫌だ」
「…っ、バレー、出来なくなるかもしれないんですよ!?俺のせいでっ!!」
「赤葦のせいじゃない」
「っ、!!」
「誰も、悪くないから。」( 葦抱締
「…ッ、」( 泣
「なんで…どうしてですか…、!」
「赤葦の事、大好きだもん。」( 微笑む
「赤葦は?」
「…俺も、大好きです、っ!」
「よかった、笑」
「んね、赤葦。」
「?、」
「結婚しよ。」
「へ、…?」
「薬指に、一生取れない輪っかつけてあげる。」
「…俺で、いいんですか、?」
「赤葦がいいから言ってる。」
「っ~~…、」( 泣
「これからも、俺のバレー見ててよ。赤葦。」
「俺なんかで、よければ、お願いしますっ、…!」( 木抱締
「うん。」( 微笑む
すげぇ急展開…((
すんません…