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魔族全ての生物から忌み嫌われる存在。

そんな存在が僕たちの村を今襲っている

「レオン、エリナ今すぐ逃げろ。」

そう叫んでるのは、僕の憧れのおじさんだ

「やだよおじさん、僕たち戦えるよ、ちゃんと修行したもん。」

「なら、その力は俺じゃなくて戦えない者たちのために使いなさい。」

何で分かってくれないんだ、このままじゃ本当におじさんが。

「やだおじさん、このままじゃ死んじゃうよ。」

「エリナ、回復魔法おじさんに掛けようよ。」

「でも、時間掛かるし、全然回復できないよ。」

「大丈夫だって、その間は僕が魔族を引き寄せるから。」

「喋ってないで早く逃げろ。」

「やだって!!、僕たちも戦えるんだ!!」

「うるせぇ、次言っても逃げてなかったら、拳骨だからな。」

拳骨は嫌だけど、おじさんが居なくなるのはもっと嫌だ。

「拳骨してもいいもん、僕だって戦えるんだ!!」

「ハイトさん東側の魔族は制圧しました。」

「良くやった、カンシ、ひとつだけお願いがある。」

「このガキ、2人を抱えて王都に逃げてくれ。あそこなら安全だろ?」

何を言ってるんだ?おじさんは

「やだよ、おじさんを一人にはさせられないよ」

「っち、一回眠ってろ。」

おじさんの手が僕の首に触れる。その手は温かく、愛情に満ちていたそして薄れ行く意識の中、おじさんが喋った。

「レオン、エリナ愛しているぞ。」






「おじさん!!」

僕が目覚めるとそこは王都の病院だった。

「レオンが起きた!!カンシさんに伝えなきゃ!!」

「待ってエリナ、おじさんは。」

「おじさんは、」

僕の質問で部屋の空気が重くなった

「おじさんは、あいつらのせいで、あいつらのせいで、」

エリナの悲痛な声が耳をつんざく。

「おじさんは、死んだの?、本当に死んじゃったの?」

バタン

突然病室の扉が開いた

「レオン、目覚めたか。」

そこには、息を切らしたカンシさんがいた。

「カンシさん、おじさんは?」

分かっている、分かっているけど聞いてしまう

「ハイトは、死んだ。」

だけど、おじさんが死んだ事実は変わらない。

「そんな、誰に殺されたの!!」

「魔王軍、四天王イグニス」

その名前は聞いたことがある。

イグニス、魔王軍四天王の一人、あらゆる火を操り、全て燃やし尽くすもの。

「そんな、何で四天王レベルの魔族が、僕たちの村を襲ったんだ!!」

「理由はただ一つ、ハイトが、邪魔だったんだ。」

え、おじさんが?

「ハイトは昔16剣の一人を単独で殺し。その後冒険者として、魔族、魔物を殺戮していたからな。」

「でも、でも他にも理由があるでしょ。おじさんだけが理由な訳がない」

どうしても否定したい、おじさんのせいで村が滅びたなんて、思いたくもない。

「他にも理由はある、俺たちの村に田んぼや畑ってあったか?」

「無かった。そんなことも考えたこともなかった。」

「作物を育てないでどうやって村の食料を賄っていたと思う?」

「それは、分からない、、」

「実はな、俺たちが住んでいたレンデル村は、もともと王都の食料庫だったんだ。だけど王都の人口が増えすぎて、一部の人に、莫大なお金を払い、レンデル村に家を建て、食料庫の一部を毎月渡すと言う契約で住んでもらっていていたんだ。」

そんな過去があったなんて、知らなかった。

「そしたらさ、今月の王都の食料ってどうなるの?」

「あーそれなら心配要らないさ、ハイトが命を落として、イグニスと魔族を追っ払ちまったんだ。」

おじさんはやっぱり凄いな

「でもさ、それでもおじさんが死んでいい理由にはならないよ!!」

「ハイトは恨みを買いすぎたんだ、ハイトが殺した十六剣の一人カグラはイグニスの妹だ。」

「え?」

「お前が、ハイトを殺され悲しむように、イグニスも妹を殺され、悲しいんだ。だから他の四天王でもなくイグニスが来た。」

「でも、悪いのは魔族じゃないか!!」

「確かに、俺たち人間側から攻めたことは歴史上一度もない。そして、ハイトも攻撃されたからやり返した。その結果イグニスの妹を殺した。」

納得できない、そんなのただの逆恨みじゃないか。

「カンシさん、僕強くなる。強くなって、魔族との負の連鎖を断って、この争いを止める。」

「いい目だ、昔のハイトを見ているみたいだ、でも、その目をしている奴はすぐ死ぬぞ。」

「関係ない、僕は戦争を止める。」

「私も、止めたい。」

するとエリナが声を上げた。

「私も、止める、止めなきゃ。」

「こりゃ参ったな、」

「おじさん、王都には冒険者ギルドがあるんでしょ、そこではいっぱい力を付けれる所があるって聞いたことあるよ。」

「あのなー冒険者ギルドがどういう所か分かって言ってるのか?」

「うん、力を付けるところだろ。」

するとカンシさんが苦笑いをしながら言った

「強くなる前に、知識を付けような。」

「分かってるよ~」

「今度、冒険者ギルドの講習会がある、行くか?」

答えは一つだ

「行く!!」

「わ、私も行く!!」

「よし、じゃあ今度行こうか、でもその前に王都の事をちゃんと知ろうな。」


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