学校の王子は第2王子のメイドになります

第九話

注意書きは第一話をご覧下さい。

じゃっかんモブ×水注意。

ガラガラ

青「水〜、一緒に行こ〜」

水「いやっ、一人で行けるから大丈夫…！」

青「俺が一緒に行きたいのっ！」

水「だって周りの目が怖いんだもん…」

青「別に気にせんでええよ」

水「うぅ…わかった」

青「やった！♪」

水(初めと印象変わったなぁ)

青「水、学校楽しい？」

水「楽しいよ？」

青「んふ、よかった」

青「これからもーっと俺が幸せにするからね♪」

水「急にどうしたのさ…///」

青「かわいー♪」

水「からかうものいい加減に…」

グイッ

水「ひゃっ…！？」

青「水っ…！？」

モブ「ふふっ、久しぶりだねぇ水ちゃん♡」

水「！」

水(この人…)

水「バイトの…常連さん……」

モブ「急にバイトやめたって聞いたからさぁビックリしちゃった」

モブ「おじさん心配したんだよ？貧乏なのに、給料いいバイト辞めてどうしてるんだろうって」

モブ「やっと見つけたと思ったら、知らない男とイチャイチャしてるし」

モブ「ねぇ、なにがあったの？」

水(まさか…会っちゃうなんて…っ)

水(この人苦手なのに……)

モブ「黙ってないで答えてよ」

水「……このバイトより給料のいいバイトをみつけたんです……」

モブ「へぇ、どんなバイト？」

水「それは流石に言えません……ｯ」

モブ「なんでよぉ、俺らの仲でしょ？」

水「で、でも…」

モブ「……チッ」

水  ビクッ

モブ「水ちゃん、面倒くさい性格になったね。やっぱりあの男のせいかな？」

水「……あの人のことをバカにしないでください」

モブ「名前を言わないなんて警戒心が強いね笑」

モブ「まあいいや。俺、今溜まってんだよね」

モブ「ここで相手してもらうから♡」

水「い、いやｯ……離してｯ」

モブ「離すわけないでしょ？水ちゃんじゃないと満足できないんだ」

水「…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

モブ「ほーら泣かないで？」涙を拭おうとする

水(青くん……助けｯ)

パシッ

青「ちょっとおじさん。その手放して貰えます？」

モブ「お前は…ｯ！」

水「っ…！ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青「その子、俺の彼女なんすよ。もう身体も売らないって約束してるし」

青「幸せにしてるからご安心を」

青「とっとと失せろ」ギロッ

モブ「……チッ」ダッ

青「二度と姿を表すな」

水「青くっ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青「大丈夫か？怖かったな…」ギュッ  ヨシヨシ

水「っ…ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

青「なにもされてないか？」

水  コクッ

青「手首赤くなってもうてるやん…」

青「早く帰ろか。次は連れていかれないように、手繋いどこか」

水「うん…」ギュッ

水「……助けてくれてありがとう」

青「彼氏やもん、当たり前やろ？」

水(……好きｯｯ)

青「今日は泊まる日やもんな？」

水「うん」

青「じゃ、もう遅いし寝るか」

水「…うん」

青「水部屋に戻ってええで。おやすみ」

水  …ギュ(青の袖を掴む)

青「ふっ、どうしたん？」

水「…一緒に……寝たい…」

水「お願い……怖いの…」

青「………一緒に寝るか」

水「うん……♪」

青(落ち着け青、決して手を出してはいけない)

青「じゃ、おやすみ」

水「おやすみなさい…𓈒𓂂◌」

青「…」

青(かわい”い”〜ｯｯｯ！！！)

青さんは一睡も出来なかったとさ。

次回  最終話