こはにゃんは化け猫だった

「アソビマショ」

急にカタカナになった

おかしい

「わたし化け猫」

「異世界から来た」

「迷い込んだ」

自分から言ったまるで困っているように

多分異世界に帰りたいんだ

ゴリオが聞いた

「何が目的で来たのでやんすか？」

化け猫が喋った

「人間脅かしにきた」

「すぐに異世界に帰れると舐めてた」

「だけど実際帰れなかった」

と言って泣きながら走った

太陽の光の下で泣きじゃくりながら

わたしめぐはこう感じた

「幼い子に見えた」と

あの猫には親がいたんだ

だけど親は死んだんだと思う

だから自由なんだ

親が死んでなかったら

人間の世界になんか居ない。

わたしは考えた

あの猫の為に私は何が出来るかと

みんなに私はLINEを送った

「化け猫がいたら教えて」とね

化け猫にわたしは昔救われた事があった